日本新闻: 首都圏で私立中学校の入試始まる感染対策強化

首都しゅと圏けんで私立しりつ中学校ちゅうがっこうの入試にゅうし始はじまる感染かんせん対策たいさく強化きょうか

Jan 10, 2022 11:01

Furigana

オミクロン株かぶなど新型しんがたコロナの感染かんせん拡大かくだいが懸念けねんされる中なか、首都しゅと圏けんでは私立しりつ中学校ちゅうがっこうの入試にゅうしが始はじまりました。学校がっこう側がわは密みつにならないように試験しけん日びをわけるなど感染かんせん対策たいさくに力ちからを入いれていますが、受験生じゅけんせいからはコロナ禍かでの受験じゅけんに対にたいする不安ふあんの声こえも聞きかれました。

10日にちから入学にゅうがく試験しけんが始はじまったさいたま市し見沼みぬま区くの「私立しりつ栄さかえ東中ひがしなか学校がっこう」ではことしはおよそ1万まん2000人にんが受験じゅけんを予定よていしています。

オミクロン株かぶの感染かんせん拡大かくだいが懸念けねんされるため、ことしも緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出だされていた去年きょねんと同様どうようにもっとも受験生じゅけんせいの多おおい1回かい目めの試験しけんを10日にちと11日にちの2日にちにわけて行おこないます。

多おおくの受験生じゅけんせいが公共こうきょう交通こうつう機関きかんで密集みっしゅうするのを防ふせぐため会場かいじょうには送迎そうげいの車くるま向むけにおよそ300台だい分ぶんの駐車ちゅうしゃ場じょうが用意よういされ、大勢たいせいの受験生じゅけんせいたちは検温けんおんや消毒しょうどくをしたうえで教室きょうしつに向むかいました。

試験しけん会場かいじょうの教室きょうしつでは机つくえの前まえと左右さゆう両側りょうがわに飛ひまつ防止ぼうし用ようのパネルが設置せっちされ、受験生じゅけんせいたちは参考さんこう書しょを開ひらいて試験しけん開始かいしに備そなえていました。

中学校ちゅうがっこうではオミクロン株かぶなどの濃厚のうこう接触せっしょく者しゃとなって受験じゅけんできなくなった受験生じゅけんせい向むけの追試験ついしけんも行おこなうということです。

東京とうきょう港みなと区くから父親ちちおやとともに会場かいじょうまで来きた受験生じゅけんせいは「会場かいじょうで密みつになってしまうのは怖こわいですが、学校がっこうも対策たいさくしてくれているのできょうはやり切きります」と話はなしていました。

私立しりつ栄さかえ東中ひがしなか学校がっこう入試にゅうし広報こうほうセンターの井上いのうえ和明かずあきセンター長ちょうは「オミクロン株かぶも懸念けねんされるが、スタッフも保護ほご者しゃもコロナの対応たいおうに習熟しゅうじゅくしてきている。去年きょねんよりもさらに対策たいさくを強化きょうかしてきているので安心あんしんして受験じゅけんしてほしい」と話はなしていました。