また、接種体制などに余力がある自治体には、さらに前倒しして接種を進めるよう要請する考えも示しました。
そのうえで、後藤大臣は「各市町村には、接種券の送付の加速化に加え、間に合わない場合には、接種券なしで行う方法も検討してほしい。都道府県には、大規模接種会場の接種などで市町村を支援してほしい」と述べました。
それによりますと、新たに3月上旬までに1650万回分、4月上旬までに2000万回分を配送するとしています。 これによって、すでに示している配送量と合わせれば、3回目の接種の対象となる1億人弱に必要な量のおよそ85%にあたる8500万回分を4月上旬までに配送できる見通しになったとしています。 また、企業や大学などの職域接種に使用するため、3月末までにモデルナのワクチン960万回分を配送するとしています。 堀内大臣は「政府としても、各自治体での接種を後押ししていく。ワクチンの配分など接種に必要な情報についても早期に示せるように最大限努力する」と述べました。
堀内ワクチン相 前倒しに向けたワクチン配送量公表