Báo tiếng Nhật: 新型コロナオミクロン株拡大で発熱患者急増

新型しんがたコロナオミクロン株かぶ拡大かくだいで発熱はつねつ患者かんじゃ急増きゅうぞう

Jan 15, 2022 20:01

Furigana

オミクロン株かぶによる新型しんがたコロナウイルスの感染かんせんが急きゅう拡大かくだいするなか、東京とうきょう都内とないのクリニックでは急増きゅうぞうする発熱はつねつ外来がいらいへの対応たいおうに追おわれ、一般いっぱんの外来がいらいの診療しんりょうに影響えいきょうが出で始はじめています。

東京とうきょう・目黒めぐろ区くにあるクリニックでは、一般いっぱんの外来がいらいのほか、新型しんがたコロナの検査けんさなどを行おこなう発熱はつねつ外来がいらいを受け付うけつけています。

クリニックによりますと発熱はつねつ外来がいらいを訪おとずれる人ひとは、先月せんげつは1日にち5人にん程度ていどでしたが、年明としあけは20人にんから30人にんほど、今週こんしゅうに入はいってからは35人にんから40人にんほどに急増きゅうぞうしていて、現在げんざいでは、検査けんさの結果けっか、3割わり以上いじょうが、新型しんがたコロナの陽性ようせいとなる日ひもあるということです。

このクリニックの検査けんさではデルタ株かぶかどうか判別はんべつすることができるということですが、ほぼすべてがデルタ株かぶ以外いがいであるという結果けっかがでていて、クリニックでは都内とないの感染かんせん状況じょうきょうなどからオミクロン株かぶとみています。

現在げんざい、フロアを分わけたうえ一般いっぱん外来がいらいと発熱はつねつ外来がいらいに医師いし2人にんで対応たいおうしていますが、最近さいきんは発熱はつねつ外来がいらいの対応たいおうに追おわれ、一般いっぱん外来がいらいは原則げんそく、予約よやく制せいに変更へんこうし受け入うけいれ人数にんずうを制限せいげんするなど診療しんりょうに影響えいきょうも出で始はじめているということです。

「ひでまる救急きゅうきゅうクリニック」市丸いちまる秀章ひであき院長いんちょうは「受診じゅしん者しゃ数すうが増ふえてきた正月しょうがつ明あけから、急患きゅうかんや一般いっぱんの患者かんじゃさんがつらい症状しょうじょうで来きてもいったん帰かえってもらうような心苦こころぐるしい状況じょうきょうも出でてきている。現状げんじょうは発熱はつねつ外来がいらいを何なんとか1人にんでも受け入うけいれようと動うごいているが、本来ほんらいの『地域ちいきのクリニック』としての役割やくわり、そちらに貢献こうけんできていない不ふ本意ほんいな状態じょうたいです」と話はなしていました。

発熱はつねつ外来がいらいの患者かんじゃは年明としあけから急増きゅうぞう

クリニックによりますと、発熱はつねつ外来がいらいの患者かんじゃは年明としあけから急増きゅうぞうし、検査けんさの陽性ようせい率りつも今週こんしゅうに入はいって高たかまっているということです。

このクリニックの検査けんさでは陽性ようせいか陰性いんせいかに加くわえてデルタ株かぶかどうか調しらべられるということですが、ほぼすべてがデルタ株かぶではないと判定はんていされていて、クリニックではオミクロン株かぶとみています。

院長いんちょうは「正月しょうがつ明あけ、一気いっきに陽性ようせい率りつが10％以上いじょうにまで上あがり、さらに成人せいじん式しきなどがあった3連休れんきゅう後ごの今週こんしゅう、発熱はつねつ外来がいらいを訪おとずれる人ひとは1日にち35人にんから40人にんほどになり、陽性ようせい率りつが30％以上いじょうになった日ひもある」としています。

「一般いっぱん外来がいらいの予約よやくを制限せいげんせざるを得えない」

クリニックでは1階かいを発熱はつねつ外来がいらい2階かいを一般いっぱん外来がいらいとフロアごとに分わけて医師いし2人にん態勢たいせいで診療しんりょうにあたっていますが、一般いっぱんの外来がいらいへの影響えいきょうも出で始はじめているということです。

院長いんちょうは「発熱はつねつ外来がいらいと分わけて一般いっぱんの内科ないか、外科げか、救急きゅうきゅうも開あけていますが発熱はつねつ外来がいらいの対応たいおうに追おわれ一般いっぱん外来がいらいの患者かんじゃさんの予約よやくを制限せいげんせざるを得えない。現状げんじょうは発熱はつねつ外来がいらいを何なんとか1人にんでも受け入うけいれようと動うごいているが、本来ほんらいの『地域ちいきのクリニック』としての役割やくわり、そちらに貢献こうけんできていないのが不ふ本意ほんいな状態じょうたいです。スタッフに疲弊ひへいも出でてきていますし、マンパワーへの懸念けねんが出で始はじめている」と話はなしています。

一方いっぽう、これまでに、新型しんがたコロナの感染かんせんが確認かくにんされた人ひとの症状しょうじょうは発熱はつねつやのどの痛いたみなどの症状しょうじょうが多おおいということです。

陽性ようせいと判定はんていされ自宅じたく療養りょうようやホテル療養りょうようとなった人ひとに対にたいしては薬くすりを処方しょほうし、薬局やっきょくから配達はいたつして届とどけているということです。

市丸いちまる院長いんちょうは「正月しょうがつなどに集あつまることがあったせいか、1人にんの感染かんせん者しゃに対にたいする濃厚のうこう接触せっしょく者しゃが多おおい印象いんしょうだ。接触せっしょくを避さけて静しずかに過すごす時期じきに入はいらざるを得えない状況じょうきょうに近ちかづいていると感かんじる」と話はなしていました。