古屋ふるやのもり

Easy Japanese news
Feb 7, 2025 16:02 1
Furigana
일본 신문

ある農家のうかにおじいさんとおばあさん、そしてうま一頭いっとういた。このうまねらって泥棒どろぼうしのみ、やなうえかくれた。おなときに、おおかみうまねらっていえはいんだ。

ばあさんはおさなどもかしつけようとはなしをしている。ども泥棒どろぼうよりおおかみよりこわものはなに?とたずねるので、おばあさんはふるやのもりだとこたえる。ふるやのもりとはふるいえ雨漏あまものことだが、そのことをらないおおかみ泥棒どろぼうびっくりする。

やがてあめってきて、天井てんじょうから雨漏あまもしてきた。ばあさんが「ふるやのもりがた」というと、泥棒どろぼうおどろいてやなからおおかみうえちるおおかみはふるやのもりが自分じぶんうえちてきたと勘違かんちがまた泥棒どろぼうおおかみをふるやのもりと勘違かんちがいする。

おおかみ山中さんちゅうはしまわり、泥棒どろぼうえだつけてうつった。ちょうどそのあなひらいていたので、しばらくそこかくれることにした。ところがあなふかかったため泥棒どろぼうあなそこちてしまった。一方狼いっぽうおおかみ仲間なかま動物どうぶつたちにおそろしいったことをはなと、そんなおそろしいやつがこのあたりをうろつかれてはたまらんと、泥棒どろぼううつったたしかめにやってきた。

ひらいたあなあやしいので、さるながしっぽをらすと、なかにいた泥棒どろぼうつる間違まちがえてよじのぼろうとした。おどろいたさるは、つかまったらふるやのもりにべられてしまうおもい、必死ひっしったら、しっぽれて、まえのめりたおれ、かおをすりむいてしまった。

それ以来いらいさるのしっぽはみじかく、かおあかという。

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