日本新闻: ウクライナ南部でロシア軍の無人機攻撃 2人死亡 14人けが

ウクライナ南部なんぶのオデーサでは、28日にちにかけてロシア軍ぐんの無人むじん機きによる攻撃こうげきがあり、これまでに2人にんが死亡しぼうし、子こどもを含ふくむ14人にんがけがをしました。ロシア軍ぐんのミサイルや無人むじん機きによる被害ひがいが相次あいつぐ中なか、アメリカ製せいの防空ぼうくうシステム、パトリオットの追加ついか供与きょうよが実現じつげんするかが焦点しょうてんです。

ウクライナ南部なんぶの港湾こうわん都市としオデーサでは、27日にち夜よるから28日にち未明みめいにかけてロシア軍ぐんの無人むじん機きによる攻撃こうげきがあり、地元じもとの知事ちじなどによりますと、21階かい建だての集合しゅうごう住宅じゅうたくで火災かさいが発生はっせいするなどして、これまでに夫婦ふうふの2人にんが死亡しぼうし、子こどもを含ふくむ14人にんがけがをしました。

ウクライナ各地かくちでは、このところロシア軍ぐんのミサイルや無人むじん機きによる被害ひがいが相次あいついでおり、首都しゅとキーウでは今月こんげつ16日にち夜よるから17日にちにかけて行おこなわれた攻撃こうげきで28人にんが死亡しぼうしたほか、東部とうぶドニプロペトロウシク州しゅうでは24日にちの攻撃こうげきで23人にんが亡なくなりました。

ゼレンスキー大統領だいとうりょうは28日にち、キーウでの記者きしゃ会見かいけんで、今月こんげつ25日にちにNATO＝北大ほくだい西洋せいよう条約じょうやく機構きこうの首脳しゅのう会議かいぎにあわせて行いったアメリカのトランプ大統領だいとうりょうとの首脳しゅのう会談かいだんについてウクライナが求もとめるアメリカ製せいの防空ぼうくうシステム、パトリオットの追加ついか供与きょうよをめぐって意見いけんを交かわしたとするとともに、「よい会談かいだんだった」と強調きょうちょうしました。

トランプ大統領だいとうりょうも追加ついか供与きょうよを検討けんとうする考かんがえを示しめしていて供与きょうよが実現じつげんするかが焦点しょうてんです。

トランプ大統領だいとうりょうパトリオット追加ついか供与きょうよ “送おくるかもしれない”

アメリカのトランプ大統領だいとうりょうは27日にち、ホワイトハウスで記者きしゃから防空ぼうくうシステム、パトリオットのウクライナへの追加ついか供与きょうよを決定けっていしたか問とわれたのに対にたいし、「送おくるかもしれない」と述のべ、追加ついか供与きょうよする可能かのう性せいに言及げんきゅうしました。

パトリオットの追加ついか供与きょうよをめぐってトランプ大統領だいとうりょうは、25日にち、NATOの首脳しゅのう会議かいぎにあわせてオランダで行おこなった会見かいけんでウクライナの女性じょせい記者きしゃから質問しつもんを受うけました。

記者きしゃから「パトリオットをウクライナに売うる準備じゅんびがあるか」と聞きかれたのに対にたいしてトランプ大統領だいとうりょうは記者きしゃがウクライナに住すんでいるのかや夫おっとはウクライナ軍ぐんの兵士へいしなのかなど関心かんしんをもった様子ようすで逆ぎゃくに質問しつもんし「大変たいへんな状況じょうきょうだ」などと述のべました。