この「いのちと暮らしを守るなんでも相談会」は、年末年始を前に全国の弁護士や市民団体などでつくる支援グループが全国各地で開き、埼玉県川口市の会場には午前中から相談者が訪れていました。
このうち市内の50代の女性は、夫と自分がともに病気がちで生活が苦しく会場を訪れたということで「夫の給料が下がり物価高も重なって生活が苦しかったが相談に乗ってもらえて少し気が楽になりました」と話していました。
また、会場では先着順でカップラーメンや米など150食が無料で配られたほか、弁護士が生活保護の申請方法について相談に乗っています。
主催する支援グループには、物価の高騰の影響で生活費や家賃が支払えないという相談が最近、相次いでいるということです。
メンバーのひとり、猪股正弁護士は「不安で眠れないという人もたくさんいるので、追い込まれる前に相談していただき具体的な支援につなげたい」と話していました。
埼玉県川口市の会場での相談は21日午後4時までですが、全国の人を対象にした電話での無料相談は午後6時まで行われています。
電話番号は0120-157-930です。