また、大麻取締法違反の疑いで関係先を捜索したということです。
現在の法律では大麻の「使用罪」は設けられておらず、大麻を使ったことを認めても直ちに摘発の対象にはなりません。
警視庁は大麻の入手先や使用したいきさつなどについて捜査を進めています。
大関・貴景勝は弟弟子に当たり、師匠だった貴乃花親方は平成30年に退職したため、千賀ノ浦部屋に移籍したあと、現在は常盤山部屋に所属しています。 恵まれた体格を生かした突き押し相撲を持ち味に平成29年夏場所に十両昇進、おととしの名古屋場所で新入幕を果たしました。 兄の貴ノ富士、当時の貴公俊も平成30年に十両に昇進し、双子の関取として将来を期待されていました。 しかし、貴ノ富士は付け人に暴力を振るうなどしておととし引退し、この際、貴源治も新弟子に対して指導を逸脱した悪質な言動があったとして「けん責」の懲戒処分を受けていました。 その後は十両に陥落していて、今月の名古屋場所では東十両6枚目で、6勝9敗の成績でした。
今後については「本人が認めたので、協会としてもいち早く対処する。コンプライアンス委員会の答申を受けてから、理事会で審議することになる」と説明しました。
平成20年8月にはロシア出身で幕内の若ノ鵬が大麻を含んだたばこを隠し持っていたとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕され、日本相撲協会から解雇処分を受けました。 さらにその翌月、日本相撲協会による検査が行われロシア出身で幕内の露鵬と十両の白露山の兄弟から大麻の陽性反応が出ました。 これによって2人は解雇され、当時の相撲協会の北の湖理事長も辞任に追い込まれました。 さらに平成21年には十両の若麒麟が大麻を隠し持っていた疑いで逮捕・起訴され引退しました。 日本相撲協会は、これまで再発防止に取り組んできましたが関取による薬物の使用で、ファンの信頼をまたしても裏切る形となりました。
貴源治とは
日本相撲協会 芝田山広報部長「残念きわまりない」
過去にも力士の大麻所持・使用も