レ-すは中間の10キロ地点。4キロ付近から前に出た中国の王選手が依然、先頭を歩いています。日本の山西利和選手と池田向希選手は10秒差の2位グループで追っています。高橋英輝選手は先頭から1分遅れの26位となっています。
<8キロ>
中国の王選手とインドのクマール選手が先頭争いをする中、日本の山西利和選手は11秒遅れの33分7秒のタイムで3位集団の先頭につけ、池田向希選手もほぼ同じ位置にいます。高橋英輝選手はトップから27秒遅れて続いています。
<6キロ>
4キロ手前から前に出た中国の王選手とインドのクマール選手が6キロ地点でも先頭を歩きます。日本の山西利和選手は13秒遅れて3位集団の先頭につけています。池田向希選手はほぼ同じ位置で、やや遅れて高橋英輝選手が続いています。
<4キロ>
中国とインドの選手が先頭集団から前に出て、日本の山西利和選手、池田向希選手、高橋英輝選手の3人は、いずれも5秒遅れの16分58秒で4キロ地点を通過しました。
<2キロ>
20キロ競歩は山西利和選手を先頭に8分29秒で2キロ地点を通過しました。池田向希選手と高橋英輝選手はともに2秒遅れで続いています。
<スタート>
午後4時半、男子20キロ競歩が始まりました。日本からはおととしの世界選手権の金メダリストで日本競歩界初のオリンピック金メダルに期待がかかる山西利和選手をはじめ、池田向希選手、高橋英輝選手の3人が出場しています。
山西選手と池田選手は初出場、高橋選手は2大会連続の出場です。 このうち山西選手は最新の世界ランキング1位で、金メダル候補として東京オリンピックを迎えました。山西選手自身「金メダルを狙う」と公言していて、レースを重ねるごとに課題を見つけては、それを克服。レース展開を冷静に読みつつ、勝負どころを逃さず一気にスパートします。その盤石のレース運びには隙がなく、海外勢との駆け引きを制することができれば、日本競歩界初の金メダルが現実味を帯びてきます。 世界ランキングが8位の池田選手、10位の高橋選手にも上位入賞の期待がかかります。 競歩とマラソンの会場は東京の猛暑対策から札幌市に移転された経緯がありますが、札幌市ではここ最近、連日、最高気温が30度を超える日が続いています。ただ、今回出場する3人は、高温多湿の厳しい気象条件のなかカタールのドーハで行われたおととしの世界選手権を経験し、それをもとにした万全の暑熱対策を講じてきました。暑さをどう乗り越えるかが、結果を残すことができるかのカギとなりそうです。
【ここに注目】