일본어 뉴스: パラリンピック競泳富田宇宙が銅メダル 200m個人メドレー

パラリンピック競泳きょうえい富田とみた宇宙うちゅうが銅メダルどうめだる 200m個人こじんメドレー

Aug 30, 2021 19:08

Furigana

競泳きょうえい男子だんし200メートル個人こじんメドレーの視覚しかく障害しょうがいのクラスで、富田とみた宇宙うちゅう選手せんしゅが銅メダルどうめだるを獲得かくとくし、400メートル自由形じゆうがたの銀メダルぎんめだるに続つづく、今こん大会たいかい2つ目めのメダル獲得かくとくとなりました。全体ぜんたい3位いのタイムで決勝けっしょうに進すすんだ日本にっぽんのエース、木村きむら敬一けいいち選手せんしゅは5位いとなり、メダルには届とどきませんでした。

パラリンピック初はつ出場しゅつじょうの富田とみた選手せんしゅと、4大会たいかい連続れんぞく出場しゅつじょうとなる木村きむら選手せんしゅは視覚しかく障害しょうがいの最もっとも重おもいクラスのライバルです。

30日にちの200メートル個人こじんメドレー決勝けっしょうでは、これが今こん大会たいかい、最初さいしょの種目しゅもくとなった木村きむら選手せんしゅが得意とくいのバタフライで飛び出とびだし、トップでターンして、富田とみた選手せんしゅが2番手ばんてにつけました。

続つづく背泳せおよぎと平泳ひらおよぎでは2人にんとも順位じゅんいを上あげることができず、木村きむら選手せんしゅが5番手ばんて、富田とみた選手せんしゅが6番手ばんてで最後さいごの自由形じゆうがたに入はいりました。

ここからのラスト50メートルで自由形じゆうがたを得意とくいとする富田とみた選手せんしゅが追い上おいあげを見みせ、自己じこベストを1秒びょう近ちかく更新こうしんする2分ふん28秒びょう44のタイムで銅メダルどうめだるを獲得かくとくしました。

木村きむら選手せんしゅは最後さいごまでテンポを上あげ切きれず、2分ふん29秒びょう87で5位いとなり、メダルには届とどきませんでした。

富田とみた「自己じこベストでメダル達成たっせいとても幸しあわせ」

富田とみた選手せんしゅは「400メートルの自由形じゆうがたが終おわって、多おおくのメッセージをいただき、大会たいかいが持もつ意味いみを実感じっかんした。きょうのレースはそれに報むくいたい気持きもちで泳およいだ。自己じこベストでメダル達成たっせいという目標もくひょうを皆みなさんのおかげでもう一度もういちど、達成たっせいすることができて、とても幸しあわせな気持きもちだ」と喜よろこびを語かたりました。

そのうえで、ラスト50メートルで6位いから追い上おいあげてメダルをつかんだレース展開てんかいについて「最後さいごの自由形じゆうがたにはすごく自信じしんがあった。背泳せおよぎと平泳ひらおよぎが得意とくいではないので、最後さいごの自由形じゆうがたで一気いっきに追い上おいあげるしかないという気持きもちですべての力ちからを注そそいだ」と振り返ふりかえりました。

木村きむら「気持きもち切り替きりかえて頑張がんばりたい」

5位いとメダルに届とどかなかった木村きむら選手せんしゅは「最初さいしょのバラフライで力ちからを少すこし温存おんぞんして泳およぎ、次つぎの背泳せおよぎまではうまくいったが、平泳ひらおよぎとクロールのテンポが上あがりきらなかった」とレース展開てんかいを振り返ふりかえりました。

そのうえで、パラリンピック4大会たいかい連続れんぞく出場しゅつじょうとなる日本にっぽんのエースはメダル獲得かくとくが期待きたいされる男子だんし100メートルバタフライなど、今後こんごのレースに向むけて「しっかりと疲労ひろうを抜ぬき、気持きもちを切り替きりかえて頑張がんばりたい」と意気込いきごんでいました。