アメリカの
トランプ政権が
外国人の
登録義務などを
厳格化したのに
伴い、
現地の
日本大使館は
在留邦人に対し、アメリカ
政府が
発行した
登録証明書を
常に持ち歩くよう
注意を
呼びかけています。
アメリカではトランプ大統領がことし1月に署名した不法移民の取り締まりを強化する大統領令に基づいて、今月11日から外国人の登録義務などが厳格化されました。
これを受けて現地の日本大使館や領事館はアメリカに滞在する日本人に対し違反した場合には罰則を科される可能性があるとして、ホームページなどで注意を呼びかけています。
それによりますとアメリカに30日以上滞在する14歳以上の外国人は指紋の採取や外国人登録が義務づけられるほか、18歳以上の外国人は、アメリカ政府が発行した出入国記録や就労許可証といった登録証明書を常に持ち歩くことが義務づけられるとしています。
ただ、空港などでの入国審査時に指紋が採取されるため、14歳未満などの理由で免除された人を除き、通常は改めて登録する必要はないということです。
また出入国記録はアメリカ政府のウェブサイトから取得できるため、印刷するか携帯電話にダウンロードするなどして、いつでも示せるようにしてほしいと呼びかけています。