トランプ大統領は22日、自身のSNSへの投稿で、ロシアのウクライナへの軍事侵攻について「いますぐ和解し、このばかげた戦争を止めよう。悪化するばかりだ」としました。
そのうえで「もし、われわれがすぐに取り引きを成立させなければ、ロシアがアメリカやほかのさまざまな国に売っているあらゆるものに対し、高水準の関税や制裁をかすしかない」として、ロシアが対応しなければ圧力を強める考えを示しました。
一方でトランプ大統領は投稿の中で「私はロシアを傷つけようとしているわけではない。ロシア国民を愛しているし、プーチン大統領とも常に非常によい関係を保ってきた。経済がうまくいっていないロシアとプーチン大統領に非常に好意をもっている」などとして、取り引きに応じるよう揺さぶりをかけた形です。
トランプ大統領は就任した20日に「プーチン大統領と話をしなければならない」と述べ、プーチン大統領との会談に意欲を示していて、ロシア側の今後の出方に関心が集まっています。