日本新聞: プロボクシング井上尚弥 4団体統一王座防衛戦 KOで3回目の防衛

プロボクシング井上いのうえ尚弥なおや 4団体だんたい統一とういつ王座おうざ防衛ぼうえい戦せん KOで3回かい目めの防衛ぼうえい

Jan 24, 2025 22:01 0

Furigana

プロボクシングの井上いのうえ尚弥なおや選手せんしゅが24日にち夜よる、有明ありあけアリーナで行おこなわれたスーパーバンタム級きゅうの4団体だんたい統一とういつ王座おうざの防衛ぼうえい戦せんで韓国かんこくのキム・イェジュン選手せんしゅにノックアウト勝がちし、4団体だんたい統一とういつチャンピオンとして3回かい目めの防衛ぼうえいに成功せいこうしました。

去年きょねん9月つきにスーパーバンタム級きゅうで4団体だんたい統一とういつ王座おうざの2回かい目めの防衛ぼうえいに成功せいこうした井上いのうえ選手せんしゅは、去年きょねん12月つきに3回かい目めの防衛ぼうえい戦せんとしてオーストラリアのサム・グッドマン選手せんしゅと対戦たいせんする予定よていでした。

しかし、相手あいての2度どのけがの影響えいきょうで対戦たいせん相手あいてが、WBO＝世界せかいボクシング機構きこうのスーパーバンタム級きゅう11位いで韓国かんこくのキム・イェジュン選手せんしゅに変更へんこうされ、24日にち夜よる、有明ありあけアリーナで3回かい目めの防衛ぼうえい戦せんに臨のぞみました。

井上いのうえ選手せんしゅは第だい1ラウンドから前まえに出でて左ひだりのジャブなどで相手あいてにプレッシャーをかけて試合しあいを優位ゆういに進すすめ、第だい2ラウンドには手数てすうを出だしていき、鋭するどい右みぎからのパンチを顔かおやボディーに当あてていきました。

そして、第だい4ラウンドの終盤しゅうばんに右みぎのストレートが相手あいて選手せんしゅの顔かおを的確てきかくに捉とらえて倒たおしました。

井上いのうえ選手せんしゅは、4ラウンド2分ふん25秒びょうでノックアウト勝がちし、4団体だんたい統一とういつチャンピオンとして3回かい目めの防衛ぼうえいに成功せいこうしました。

これで井上いのうえ選手せんしゅはプロ29戦せん全勝ぜんしょうとしました。

井上いのうえ尚弥なおや「肩かたの荷にが下おりた」

井上いのうえ尚弥なおや選手せんしゅは会見かいけんで開口かいこう一番いちばん、「疲つかれた。試合しあいで疲つかれたというより、この2か月かげつの間まに試合しあいの中止ちゅうし、対戦たいせん相手あいての変更へんこうと、肉体にくたい的てきではなく精神せいしん的てきにきつかったので、今いまこうやって無事ぶじ勝かつことができて肩かたの荷にが下おりた」と振り返ふりかえりました。