日本新聞: 大阪国際女子マラソン小林香菜が日本選手トップの2位

大阪おおさか国際こくさい女子じょしマラソン小林こばやし香菜かなが日本にっぽん選手せんしゅトップの2位い

Jan 26, 2025 16:01 4

Furigana

陸上りくじょうの世界せかい選手権せんしゅけんの代表だいひょう選考せんこうレースを兼かねた大阪おおさか国際こくさい女子じょしマラソンが大阪おおさか市しで行おこなわれ、23歳さいの小林こばやし香菜かな選手せんしゅが日本にっぽん歴代れきだい10位いとなる、2時間じかん21分ふん19秒びょうのタイムで、日本にっぽん選手せんしゅトップの2位いでフィニッシュしました。

大阪おおさか国際こくさい女子じょしマラソンは、ことし9月つきに東京とうきょうで開ひらかれる世界せかい選手権せんしゅけんの代表だいひょう選考せんこうレースを兼かねて、大阪おおさか市しの「ヤンマースタジアム長居ながい」をスタートとフィニッシュに行おこなわれ、小林こばやし選手せんしゅや、去年きょねんのパリオリンピックで6位いに入賞にゅうしょうした鈴木すずき優花ゆか選手せんしゅ、この大会たいかいで3回かいの優勝ゆうしょう経験けいけんがある松田まつだ瑞生ずいしょう選手せんしゅなどが出場しゅつじょうしました。

小林こばやし選手せんしゅは序盤じょばんから先頭せんとう集団しゅうだんに付つけていましたが24キロ付近ふきんで引き離ひきはなされ、一時いちじは順位じゅんいを4位いまで落おとしました。

それでも少すこしずつ追い上おいあげて、さらにペースも上あげていき、残のこり800メートル付近ふきんで日本にっぽん選手せんしゅトップの2位いを走はしっていた鈴木すずき選手せんしゅを捉とらえ、一気いっきに抜ぬいて引き離ひきはなしました。

小林こばやし選手せんしゅは自己じこベストを3分ふん40秒びょう更新こうしんし、日本にっぽん歴代れきだい10位いとなる2時間じかん21分ふん19秒びょうで、日本にっぽん選手せんしゅトップの2位いでフィニッシュしました。

また、世界せかい選手権せんしゅけんの参加さんか標準ひょうじゅん記録きろくの2時間じかん23分ふん30秒びょうを突破とっぱしました。

優勝ゆうしょうはエチオピアのウォルケネシュ・エデサ選手せんしゅで2時間じかん21分ふん0秒びょうでした。

3位いには鈴木すずき選手せんしゅが入はいり、自己じこベストを更新こうしんする2時間じかん21分ふん33秒びょうで、鈴木すずき選手せんしゅも世界せかい選手権せんしゅけんの参加さんか標準ひょうじゅん記録きろくを突破とっぱしました。

小林こばやし香菜かな「予想よそう以上いじょうに走はしることができた」

日本にっぽん選手せんしゅトップの2位いでフィニッシュした小林こばやし香菜かな選手せんしゅは、大学だいがく時代じだいはランニングサークルに所属しょぞくし実業じつぎょう団だんに進すすんだ異色いしょくのランナーです。

レース後ご、小林こばやし選手せんしゅは「実感じっかんがなくて訳わけが分わからない。世界せかい選手権せんしゅけんの参加さんか標準ひょうじゅん記録きろくを切きることを目標もくひょうにしていたが、予想よそう以上いじょうに走はしることができた。終盤しゅうばん、沿道えんどうにいた知り合しりあいの人ひとから『前まえの選手せんしゅはペースが落おちているから行いけるよ』と言いわれて勇気ゆうきが出でた」と笑顔えがおを見みせながらレースを振り返ふりかえりました。