日本新聞: 感染症専門家「台風で危険がある場合はためらわず避難を」

感染かんせん症しょう専門せんもん家か「台風たいふうで危険きけんがある場合ばあいはためらわず避難ひなんを」

Sep 5, 2020 05:09 2

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの流行りゅうこうが続つづく中なか、台風たいふうの接近せっきんに伴ともなって、避難ひなん所しょなどへの避難ひなんが必要ひつような人ひとも出でてくるとみられることから感染かんせん症しょうの専門せんもん家かは「避難ひなん所しょでも感染かんせん対策たいさくはできるので、台風たいふうで危険きけんがある場合ばあいはためらわずに避難ひなんしてほしい」と呼よびかけています。台風たいふうの影響えいきょうで、避難ひなんが必要ひつようとなった際さいの新型しんがたコロナウイルスの対策たいさくについて、感染かんせん症しょう対策たいさくが専門せんもんで東北とうほく医科いか薬科やっか大学だいがくの賀来かく満夫みつお特とく任にん教授きょうじゅは「多おおくの人ひとが集あつまる避難ひなん所しょに感染かんせんへの不安ふあんを感かんじる人ひともいると思おもうが、台風たいふうや水害すいがいでは身みの安全あんぜんの確保かくほが第だい一いちだ。危険きけんがある場合ばあいにはためらわずに安全あんぜんな場所ばしょに避難ひなんしてほしい」と話はなしています。

そのうえで、避難ひなん所しょではマスクの着用ちゃくようを徹底てっていすることや、できればほかの家族かぞくとの間隔かんかくを1メートルほど空あけること、それに食事しょくじなどでマスクを外はずす際さいにはなるべく会話かいわを控ひかえることなどが感染かんせん対策たいさくとして有効ゆうこうだということです。

また、避難ひなん所しょでは手洗てあらいが難むずかしい場合ばあいもあるため、避難ひなんの際さいにアルコール消毒しょうどく液えきなどを持参じさんして手ての消毒しょうどくを徹底てっていし、なるべく目めや鼻はな、口くちを触さわらないように気きをつける必要ひつようがあるということです。

さらに、雨あめや風かぜの危険きけんが無ないことが確認かくにんできれば、1時間じかんに1回かい程度ていど、5分ふんから10分ふんほど窓まどを開あけて換気かんきすることが望のぞましいとしました。

賀来かく特とく任にん教授きょうじゅは「避難ひなん所しょでも対策たいさくをきちんととれば、感染かんせんを防ふせぐことはできる。そのためにも早はやい段階だんかいから避難ひなんの準備じゅんびをしておくことが大切たいせつだ。一人ひとりひとりが感染かんせん対策たいさくを意識いしきしながら行動こうどうしてほしい」と話はなしていました。

感染かんせん症しょう専門せんもん家か「台風たいふうで危険きけんがある場合ばあいはためらわず避難ひなんを」

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