午前11時までの24時間に降った雪の量は、
▽岡山県真庭市蒜山で88センチ、
▽鳥取県の大山で79センチ、
▽長野県小谷村で63センチなどとなっています。
ふだんは雪が少ない平地でも雪が積もり、午前11時の積雪は、
▽京都市で10センチ、
▽津市で6センチ、
▽広島市で3センチ、
▽長崎市と和歌山市で2センチ、
▽鹿児島市と神戸市、それに千葉県銚子市で1センチとなっています。
また、全国の広い範囲で過去10年の最低気温に近い厳しい冷え込みとなり、25日朝にかけての最低気温は
▽札幌市でマイナス12.8度、
▽仙台市でマイナス7.5度、
▽新潟市と熊本市でマイナス5.8度、
▽広島市でマイナス4.2度、
▽高知市でマイナス3.9度、
▽名古屋市でマイナス3.8度、
▽鹿児島市でマイナス3度、
▽東京の都心でマイナス2.9度
▽大阪市でマイナス2度などとなりました。
冬型の気圧配置は西からしだいに緩む見込みですが、北日本や北陸、新潟県、それに関東北部では26日にかけて、局地的に大雪や暴風雪が続くおそれがあります。 26日昼までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで ▽東北で80センチ、 ▽北陸で60センチ、 ▽北海道で50センチ、 ▽新潟県で40センチ、 ▽関東甲信と近畿で30センチなどと予想されています。 さらに27日昼までの24時間には ▽東北と北陸、新潟県で30センチから50センチ、 ▽北海道と近畿で20センチから40センチの雪が降る見込みです。 北日本や北陸では、26日にかけて風が強い状態が続き、海は大しけとなる見込みです。 また、26日朝は西日本や東日本を含む各地で再び氷点下の厳しい冷え込みになると予想されています。 気象庁は、大雪や猛吹雪、路面の凍結による交通への影響や、暴風、高波に警戒するとともに、水道管の凍結などにも十分注意するよう呼びかけています。 各地で道路の通行止めや渋滞が続いています。 やむをえず車を利用する際は最新の気象や交通の情報を確認するようにしてください。 この冬は積雪が多くなった地域で、雪がやんだあと除雪作業中の事故で亡くなる人が相次いでいます。 作業は2人以上で行うなど安全を確保するようにしてください。
今後の見通し大雪 暴風雪つづくおそれ