テニスの全豪オープンはメルボルンで男子シングルスの決勝が行われ、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)がステファノス・チチパス(ギリシャ)を6―3、7―6、7―6で破り優勝しました。ジョコビッチの全豪オープン優勝は10回目です。4大大会の男子シングルスでの優勝回数は22回となり、ラファエル・ナダルと並び史上最多となりました。
ジョコビッチは勝利を決めた後、勝利の重さと感情に圧倒され、観客席に赴くと涙を流しました。ベンチに戻ってもタオルで顔を覆ったまま嗚咽(おえつ)しました。
ジョコビッチは優勝セレモニーで、今大会での優勝を「人生最大の勝利」と形容しました。「状況を考えると、この大会は、人生でプレーしてきたなかでも最も難しい大会のひとつだった」と振り返りますた。