ウクライナ
軍は
南部の
一部で
領土奪還を
果たしたと
発表し、
反転攻勢を
続けています。
一方、ロシアのプーチン
大統領は
同盟関係に
あるベラルーシとの
結束を
強調し、
戦術核兵器の
配備を
進め
欧米への
けん制を
強める構えです。
ウクライナ国防省のマリャル次官は3日、SNSでウクライナ東部では先週、ロシア軍の砲撃の数が倍増したと明らかにし、バフムトなどで激しい戦闘が続いていると発表しました。
また、南部ザポリージャ州の主要都市メリトポリやアゾフ海に面した港湾都市ベルジャンシクに向かう方面で作戦を続け、1週間でおよそ28平方キロメートルを奪還したと成果を強調しました。
アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は2日、ウクライナ軍は東部や南部の6つの前線で反撃作戦を実施し、一部で前進に成功したと分析しました。
一方、ロシア
大統領府は3
日、
同盟関係に
ある隣国ベラルーシの
独立記念日に
合わせ、プーチン
大統領がルカシェンコ
大統領に
メッセージを
送ったと
発表し「
深刻な
外部からの
脅威や
課題に
直面する
中、われわれの
同盟関係が
強固な
基盤となっている」と
結束を
強調しました。
プーチン大統領は、今月上旬にベラルーシ国内に戦術核兵器を保管する施設が完成する見通しも示していて、東ヨーロッパやバルト三国に近いベラルーシに核兵器の配備を進め、欧米へのけん制を強める構えです。