5
日午後1
時すぎ、
長崎県壱岐市勝本町の
海岸で
学校の
関係者から「
生徒が
溺れている」と
通報があり、
消防や
海上保安署によりますと、
中学生4
人と
救助に
向かった
教諭と
漁協の
関係者が
救助され、
このうち女子中学生1
人が
一時、
意識を
失ったものの、
その後、
回復したということです。
5日午後1時10分ごろ、壱岐市勝本町の辰ノ島海岸で学校の関係者から「生徒が溺れている」と消防に通報がありました。
壱岐海上保安署や壱岐市によりますと、地元の勝本中学校の中学2年生の女子生徒4人が海で泳いでいる際に溺れ、さらに救助に向かった教諭と漁協の関係者も溺れたということです。
消防などによりますと、6人とも救助され、このうち中学2年生の女子生徒1人が一時、意識を失ったものの、その後、回復したということです。
壱岐市教育委員会によりますと、5日は地元の勝本中学校の生徒たちが午前中にボランティアで海岸の清掃活動を行い、昼食後、自由時間のときに生徒たちが泳いでいて溺れたものとみられるということです。
壱岐市観光連盟によりますと、辰ノ島は壱岐島から船で10分ほどの無人島で、海岸は夏は海水浴客でにぎわうということです。
長崎地方気象台によりますと、当時、壱岐市には強風注意報が出されていたということです。
また、観光連盟によりますと辰ノ島と壱岐島を結ぶ遊覧船が就航していますが、5日は、天候不良のため欠航していたということです。