警察によりますと、
逃げ出したのは
横浜市戸塚区名瀬町のアパートで
ペットとして
飼育されていた
体長およそ3.5
メートル、
重さおよそ10
キロの
黄色の「アミメニシキヘビ」で、7
日は
近くの
山などを
捜索しました。
ヘビは発見されませんでしたが、雨が降りだしたため、捜索は午後3時に打ち切られました。
これまでの調べで、ヘビを飼育していたのは20代の男性会社員で、6日の朝、仕事に出かけ、午後9時ごろに自宅に戻ったところ、ヘビがいなくなっていたということです。
4年前に横浜市の許可を受けて、ガラス製のケースに入れてヘビを飼っていましたが、帰宅した際、ケースの引き戸が開いた状態で、部屋の窓も開いていたということです。
男性は「換気のために部屋の窓を開けて出ていった」と話していて、警察はヘビが逃げた状況などを調べるとともに、8日も引き続き捜索することにしています。
アミメニシキヘビは、毒はありませんが、締めつける力が非常に強く、人に巻きついて死亡させる危険性もあるということです。
専門家「凶暴ではないが 触ろうとすると巻きつかれるおそれ」
ヘビの
行動などを
研究している
京都大学理学研究科の
森哲准教授によりますと、アミメニシキヘビは、もともと
東南アジアなどの
気温が
高い地域に
生息するヘビで、
この時期の
日本の
気候で
活発に
行動することは
考えにくいということです。
また、夜行性のため、主に夜に活動し、昼間は木の陰や穴などの暗くて湿った場所で動かないケースが多いということです。
ただ、食欲が増すと、庭先などで飼われている比較的小型の犬や猫を襲って食べたり、人にかみついたりするおそれも否定できないということです。
森准教授は「基本的に自分から襲ってくるような凶暴なヘビではないが、触ろうとするとかみつかれたり、巻きつかれたりするおそれがある。もし見つけたときには、むやみに近づかず、警察に通報するようにしてほしい」と話しています。
アミメニシキヘビは「特定動物」
横浜市によりますと「アミメニシキヘビ」は、
人に
危害を
加える可能性があることから「
特定動物」に
指定されていて、こうした
動物を
飼育する
場合は、
自治体から
許可を
受けて、
逃げ出さないように
ケースに
鍵をかける
など、
適切に
管理する
必要があるということです。
去年、改正動物愛護法が施行されて以降は、新たに「特定動物」をペットとして飼育することは禁止されましたが、それまでは飼育を希望する場合、動物を手に入れる前に申請書を市に提出し、許可を受ける必要がありました。
申請書には動物の種類や数、それに飼育施設の構造などを記入し、市の担当者が逃げ出すおそれがないかなどを現地で確認して、問題がなければ飼育が許可されていました。
以前からペットとして飼育している場合は、今も5年ごとに、この許可を取り直す必要があるということです。
ことし2月の時点で、横浜市内でペットとして飼育されている特定動物の数は61で、このうちアミメニシキヘビは逃げ出したものも含めて6匹いるということです。
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