おととし、
大津市の
歩道に
車が
突っ込み保育園児らが
死傷した
事故から2
年。
事故現場には
近くに
住む人などが
訪れ
亡くなった
園児を
悼みました。
おととし5月8日、大津市の交差点で、直進していた車が右折車と衝突したはずみで歩道に突っ込み、散歩をしていた園児2人が亡くなり、保育士を含む14人が重軽傷を負いました。
事故から2年となる8日、現場には花やお菓子が供えられ、訪れた人たちが静かに手を合わせて亡くなった園児を悼んでいました。
近くに住む32歳の男性は「『安らかに』という気持ちで祈りました。同じ保育園に長男が通っていたこともあり、ひと事ではありません。当事者の苦しみはなかなか消えないと思う」と話していました。
事故後、
滋賀県内では
園児たちの
散歩のルート
などの
緊急点検が
行われ、ことし3
月末までに
車の
進入を
防ぐ防護柵を
整備するなど、
対象の1300
か所近くの
ほとんどで
対策工事が
終わりました。
また、事故をきっかけに大津市では市内の幼稚園や保育園などの周辺合わせて500か所近くで、道路に緑や白の塗装をしてドライバーに注意を促す「キッズゾーン」が整備されました。