おととし茨城県境町の
住宅で
家族4
人が
殺傷された
事件で、
殺人の
疑いで
逮捕された
埼玉県の26
歳の
男が、
事件前に
現場周辺の
地域についてインターネットで
検索していた
疑いが
あることが
捜査関係者への
取材でわかりました。
おととし9月、茨城県境町の住宅で、会社員の小林光則さん(当時48)と、妻でパート従業員の美和さん(当時50)が刃物で刺されて殺害され、中学生の長男と、小学生だった次女も重軽傷を負った事件で、警察は7日、埼玉県に住む無職の岡庭由征容疑者(26)を夫婦に対する殺人の疑いで逮捕しました。
岡庭容疑者は9日午前、身柄を水戸地方検察庁に送られました。
岡庭容疑者は現場周辺が写った画像を保存し、その後、削除していた疑いがあることがわかっていますが、これまでの調べで、事件前に現場周辺の地域についてインターネットで検索していた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。
自宅は現場からおよそ30キロ離れていて、警察は詳しいいきさつを調べています。
警察は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
岡庭容疑者を送検
殺人の
疑いで
逮捕された
岡庭由征容疑者は、9
日午前9
時前、
境警察署から
水戸地方検察庁に
身柄を
送られました。
白いマスクをして終始うつむいたままで、表情をうかがうことはできませんでした。