リーグワン2部の近鉄には、去年、天理大の初の大学日本一に貢献した日本代表のシオサイア・フィフィタ選手などトンガ出身の選手やスタッフ合わせて3人が所属しています。
今月15日に、トンガ付近で発生した大規模な海底火山の噴火から1週間となる22日、近鉄は地元、東大阪市でのホーム開幕戦の前に試合会場で募金活動を行いました。
トンガ出身のラグビー元日本代表でチームの普及担当を務めるタウファ統悦さんがトンガの国旗がプリントされた応援グッズを配りながら協力を呼びかけると、観戦に訪れた人たちが次々と募金していました。
タウファさんは「家族とはまだ連絡がとれていませんが、日本の皆さんが心配してくれてうれしく感動しました。家族は絶対大丈夫だと思うし乗り越えられると思う」と話していました。
このあとの試合では近鉄が前半からフィフィタ選手の突破をきっかけにトライを奪うなど得点を重ね、62対10で快勝し、今シーズン初勝利をあげました。
試合のあとフィフィタ選手は「連絡が取れず、いつも試合前にしているお母さんとの電話はできませんでしたが、試合に100%集中してきょうは絶対に勝って勝利を届けたいと思っていた。日本のみんなのあたたかいメッセージをうれしく思う」と話していました。