この中で彭帥選手は「誰かから性的暴行を受けたと言ったことはない」と改めて強調しました。
また、一連の問題が明るみに出た去年11月以降について「私は消息不明になったことはない。ただ友人やIOC=国際オリンピック委員会の人たちなど、多くの人が私にメッセージを送ってきて、応えることができなかった」と述べたとしています。
さらに彭帥選手は取材の中で、SNSの投稿を自身が削除したとしたうえで、その理由については「自分でそうしたかったからだ」と述べるにとどめました。
この中で「フランスのメディアの取材に対して彭選手は強要されずに自由な意思で答えたのか」という質問に対し、IOCのマーク・アダムス広報責任者は「彼女とは常に連絡を取っていて、とても満足しているようにみえた。IOCはスポーツ組織であり、われわれが彼女の立場を評価するのは難しい」と明言を避けました。 そのうえで「彼女の発言に耳を傾けなければならない。今の状況が本来あるべき形になるよう、われわれにできることは何でもする」と述べました。
中国版ツイッター、ウェイボーの彭選手のアカウントに共産党最高指導部のメンバーだった張高麗・前副首相に性的関係を迫られたことなどを告白したとされる文書が投稿されたのが発端です。 その後、彭選手と連絡が取れなくなっているなどとして、WTA=女子テニス協会や世界のトッププレーヤーから安否を懸念する声が相次ぎました。 すると、こうした懸念を打ち消すかのように中国の国営メディアは「私は行方不明ではなく、危険な状態ではない」とする彭選手とのメールのやり取りを公開したほか、共産党系メディアの関係者が選手と食事を共にしたとする動画をツイッターに投稿。 さらにIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長が彭選手とテレビ電話で対話するなど安全を示唆するような動きに波紋が広がりました。 こうした動きはテニス界にも影を落とし、WTAは透明性のある調査が行われていないとして香港を含む中国でのすべての大会の開催を中止しました。 その後もIOCが、北京オリンピックの期間中にバッハ会長と彭選手が直接会う予定だと明らかにするなど、動向に注目が集まっていました。
28日の午前、新潟から東京に向かっていた新幹線の中で、モバイルバッテリーから火が出たと消防に連絡がありました。IOC広報責任者「とても満足しているようにみえた」
去年11月の彭選手の投稿が発端