今月15日に女子団体パシュートで銀メダルを獲得した高木美帆選手と、姉の菜那選手、それに佐藤綾乃選手の3人は、大会最終日の20日、記者会見に臨みました。
今大会、5種目で4つのメダルを獲得した美帆選手は「オリンピックは本気の気持ちを味わえる場所だと強く感じている。本気の舞台で本気で戦えることは、すごく幸せなことだ」と振り返りました。
また、2種目に出場し、いずれもレース中に転倒するアクシデントに見舞われた菜那選手は「今大会はつらいオリンピックになった。なかなか気持ちの整理がつかない中で、チームメートの温かさや応援してくれる人の励ましのことばは、本当に心の支えになった。今回の銀メダルは悔しい思いとともに、いろいろなことの大切さを知ることができた」と前を向いていました。
そして、佐藤選手は「銀メダルではあるが、それまでの努力が報われた瞬間でもあった。ほかの国の選手たちにはできないような美しく日本人らしいスケーティングを最後の最後まで続けることができたと思う」と話しました。