それによりますと、資産凍結の対象となったのは
▽モスクワにある「SMP」銀行の取締役を務めるボリス・ローテンベルク氏
▽その兄で、大手建設会社「モストトレスト」の所有者、アルカジー・ローテンベルク氏
▽ロシアの政府系金融機関「VEB」の会長で、4年前まで第1副首相を務めていたシュワロフ氏
▽国営軍事企業「ロステク」のチェメゾフCEOやその家族らで、プーチン政権に近い「オリガルヒ」と呼ばれる富豪です。
このうち、ローテンベルク兄弟はプーチン大統領の柔道仲間としても知られています。
さらに、ロシア大統領府のペスコフ報道官も対象に加えられ、資産が凍結されると言うことです。
ホワイトハウスは「これらの人々は、ロシアの人たちを犠牲にして富を築き、中には家族を高い地位に引き上げたものもいればプーチン大統領のウクライナ侵攻に必要な資源を提供した責任を負っているものもいる」として、厳しく非難しています。