文章や
画像などを
自動で
作る生成AIについて
国内での
独自の
開発を
支援しようと、
経済産業省は、ソフトバンク
に対し、
およそ53
億円の
補助金を
出すと
発表しました。
ソフトバンクは、独自の生成AIの開発を目指して新会社をことし3月に設立し、およそ200億円を投じて開発に必要なスーパーコンピューターを整備することにしていて、経済産業省はおよそ53億円を補助します。
会社では補助金を活用して、アメリカのエヌビディア製のAI向けの高性能な半導体を採用する方針で、国内トップクラスの計算処理能力を確保するとしています。
生成AIをめぐっては、経済産業省が国内での開発を進めるために支援を強化していて、先月も、データセンターを運営する「さくらインターネット」に対し68億円の補助を決めています。
西村経済産業大臣は、閣議のあとの会見で「国内に生成AIの基盤的な開発能力を構築していくことは将来にわたってイノベーションを起こしていく観点からも極めて重要だ。競争力のある生成AIの開発に向けて取り組みが加速することを期待したい」と述べました。