首都圏で
相次いでいる
一連の
強盗事件の
うち、
今月17
日、
千葉県市川市の
事件で
一時、
行方がわからなくなった
住人の
女性のキャッシュカードが
事件後に
使われて
現金が
引き出されていたことが
捜査関係者への
取材でわかりました。
逮捕された容疑者らが引き出したとみられ、警察は暗証番号を聞き出すため指示役の指示で女性を連れ去ったとみて調べています。
今月17日に千葉県市川市の住宅で起きた事件では、いずれも自称で横浜市旭区の内装工高梨謙吾容疑者(21)が強盗傷害の疑いで、住所、職業不詳の藤井柊容疑者(26)がこの家に住む女性を監禁した疑いで逮捕されています。
調べによりますと、2人を含む3人組が住宅に押し入り、車や携帯電話、キャッシュカードなどを奪ったとみられていますが、このカードを使ってコンビニのATMで現金を引き出していたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。指示役からの指示だった可能性があるということです。
警察は指示役が暗証番号を聞き出すため、女性の連れ去りを強行させた疑いもあるとみています。
また、捜査関係者によりますと、逮捕された高梨容疑者は千葉県白井市で起きた強盗傷害事件に、藤井容疑者は横浜市青葉区で起きた強盗殺人事件と千葉県船橋市で起きた強盗傷害事件にそれぞれ関わった疑いがあるということです。
警察は一連の事件との関連を詳しく調べています。