Báo tiếng Nhật: アーチェリー古川高晴引退五輪6大会連続出場 3つメダル獲得

アーチェリー古川ふるかわ高こう晴はれ引退いんたい五輪ごりん6大会たいかい連続れんぞく出場しゅつじょう 3つメダル獲得かくとく

Oct 21, 2024 17:10 0

Furigana

夏なつのオリンピックで日本にっぽん選手せんしゅ最多さいたに並ならぶ6大会たいかい連続れんぞくの出場しゅつじょうを果はたし、3つのメダルを獲得かくとくしたアーチェリーの古川ふるかわ高だか晴はれ選手せんしゅが現役げんえきを引退いんたいすることを発表はっぴょうし、「25年間ねんかん、手てを抜ぬかずに努力どりょくし、成長せいちょうし続つづけられたことが私わたしの誇ほこりだ」と、向上こうじょう心しんを持もち続つづけた現役げんえき生活せいかつを振り返ふりかえりました。

アーチェリーの古川ふるかわ選手せんしゅは青森あおもり県けん出身しゅっしんの40歳さいで、母校ぼこうの近畿きんき大学だいがくの職員しょくいんとして働はたらきながら競技きょうぎを続つづけてきました。

オリンピックでは2004年ねんのアテネ大会たいかいからこの夏なつのパリ大会たいかいまで日本にっぽん選手せんしゅ最多さいたに並ならぶ6大会たいかい連続れんぞくで出場しゅつじょうを果はたし、個人こじんと団体だんたいで銀メダルぎんめだる1つ、銅メダルどうめだる2つを獲得かくとくしました。

21日にち、古川ふるかわ選手せんしゅは東ひがし大阪おおさか市しの大学だいがくで記者きしゃ会見かいけんし、「自分じぶんが代表だいひょうにいるよりも若わかい選手せんしゅに譲ゆずってもっと強つよくなってもらいたいと思おもった」と話はなし、今月こんげつ下旬げじゅんの全ぜん日本にっぽん選手権せんしゅけんを最後さいごに現役げんえきを引退いんたいすることを明あきらかにしました。

そのうえで、「25年間ねんかん、手てを抜ぬかずに努力どりょくし成長せいちょうし続つづけられたことが私わたしの誇ほこりだ。支援しえんしてくれた方々かたがたのおかげで誇ほこらしい成績せいせきを残のこせた。感謝かんしゃの気持きもちでいっぱい」と周囲しゅういへの感謝かんしゃの思おもいを伝つたえました。

今後こんごは、母校ぼこうの近畿きんき大学だいがくのコーチとして後進こうしんの指導しどうに専念せんねんするということで「選手せんしゅとしての努力どりょく以上いじょうの努力どりょくをしたい。いつか教え子おしえごが金メダルきんめだるを獲得かくとくしたらそんなうれしいことはない」と指導しどう者しゃとして歩あゆむ第だい2の人生じんせいのスタートを前まえに夢ゆめを膨ふくらませている様子ようすでした。

恩師おんし近畿きんき大学だいがく山田やまだ監督かんとく「古川ふるかわは努力どりょくの選手せんしゅ感謝かんしゃしている」

古川ふるかわ選手せんしゅを入学にゅうがく当時とうじから指導しどうし続つづけた近畿きんき大学だいがくの山田やまだ秀明ひであき監督かんとくは古川ふるかわ選手せんしゅの肩かたに手てを置おき、「おつかれさん」とねぎらいのことばをかけました。

山田やまだ監督かんとくは「ひとことで言いえば、古川ふるかわは努力どりょくの選手せんしゅだと思おもう。夜よるの7時じや8時じまででも、誰だれよりも矢やを射い続つづけた選手せんしゅだった。6大会たいかいも出でたうえで、メダルを3つも取とってくれて感謝かんしゃしている」と話はなしていました。

古川ふるかわ選手せんしゅの今後こんごについては「数すう年ねん後ごには監督かんとくの座ざを譲ゆずりたいと考かんがえている。そのためにも、高校こうこうの先生せんせいとの信頼しんらい関係かんけいの構築こうちくから弓ゆみの調整ちょうせいにいたるまで、たくさん勉強べんきょうしてもらおうと思おもう」と自身じしんの後任こうにんとして育そだてていく考かんがえを示しめしました。