大リーグ、ドジャースの
大谷翔平選手の
ユニフォームの
偽物を、
中国から
密輸しようとしたとして、
東京税関は、
島根県の44
歳の
会社員を
関税法違反の
疑いで
検察に
告発しました。インターネットで
偽物の
販売を
繰り返し、300
万円ほどを
売り上げていたとみられるということです。
福島地方検察庁に告発されたのは、島根県益田市の会社員、田村拓也容疑者(44)で、東京税関によりますと、ことし1月、「ナイキ」のロゴが入った大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手のユニフォームの偽物34着を中国から密輸しようとしたとして、関税法違反の疑いが持たれています。
ユニフォームの名前の縫い付け方や包装が、正規の商品と比べて粗雑だったことなどから、税関の職員が検査で気付いたということです。
調べに対し、「販売して生活費の足しにしたかった」と話していて、インターネットで偽物の販売を繰り返し、これまでに300万円ほどを売り上げていたとみられるということです。
容疑者は今月偽物のユニフォームを販売した疑いで、福島県警に逮捕されていて、自宅からはユニフォームのほか、ドジャースのパーカーの偽物など合わせて360着が押収されたということです。