ウクライナのゼレンスキー
大統領は、ロシアが
一方的に
併合した
南部クリミアについて「
武力で
奪還できるだけの
兵器を
持っていない」と
述べたうえで、まずは
完全な
停戦が
実現してから
領土問題を
協議すべきだという
考えを
示しました。
乌克兰总统泽连斯基表示,关于被俄罗斯单方面吞并的南部克里米亚,“我们没有足够的武器能够通过武力夺回”,并且他还表示,首先应当实现完全停火,然后再讨论领土问题。
ゼレンスキー大統領は25日、ロシア軍のミサイル攻撃で12人が死亡した首都キーウの住宅地の現場をウクライナに駐在する各国の大使らと訪れ、花を手向けて犠牲者を悼みました。
6月25日,泽连斯基总统与驻乌克兰各国大使一同前往首都基辅一处因俄军导弹袭击造成12人死亡的住宅区现场,献花悼念遇难者。
このあと、ゼレンスキー大統領は、記者団の取材に応じ、アメリカのトランプ大統領がウクライナ南部クリミアを取り戻すのは非常に難しいと発言したことをめぐって、「ウクライナは武力でクリミアの支配権を奪還できるだけの兵器を持っていないというトランプ大統領の意見に同意する」と述べました。
随后,泽连斯基总统接受了记者采访,就美国总统特朗普表示“收复乌克兰南部克里米亚非常困难”一事表示,“我同意特朗普总统关于乌克兰没有足够武器通过武力夺回克里米亚控制权的看法”。
一方で、クリミアをはじめロシアに占領されている地域について「一時的に占領されているだけでウクライナのものだ。
另一方面,对于包括克里米亚在内被俄罗斯占领的地区,(乌克兰方面认为)“这些地区只是被暂时占领,依然属于乌克兰”。
憲法や
国際法に
照らしても、
これは
正当で
合法的な
立場だ」と
強調しました。
他强调说:“即使根据宪法和国际法,这也是正当且合法的立场。”
そのうえで、領土問題は、制裁や外交的な圧力で解決したいとして、まずは無条件で完全な停戦が実現してから協議すべきだという考えを示しました。
在此基础上,关于领土问题,他表示希望通过制裁和外交压力来解决,并提出应在实现无条件、全面停火后再进行协商。
クリミアをめぐっては、トランプ政権が提示したウクライナ情勢をめぐる和平案の中に、ロシアによる一方的な併合をアメリカが承認することなどが盛り込まれていると報じられ、和平案がロシア寄りという指摘も出ています。
据报道,关于克里米亚,特朗普政府提出的乌克兰局势和平方案中包含美国承认俄罗斯单方面吞并等内容,因此也有批评指出该和平方案偏向俄罗斯。