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Related Words

然る

〔動詞「然(サ)り」の連体形から〕 場所・人を漠然とさし示し, また物事を漠然と表現する時に用いる。 (1)ある。 とある。 「~方面よりの要請」「~人の御落胤」「~所に」 (2)相当な。 しかるべき。 「別当入道~人にて/徒然 231」 (3)そのような。 そんな。 「~さがなきえびす心を見ては, いかがはせむは/伊勢 15」 → さるもの(連語) → さるかた(連語)

猿

(1)霊長目に属する人類以外の動物の総称。 顔に毛が少なく, 手の指が発達し, すぐれた知能をもつ。 狭義にはニホンザルをさす。 古くから, 神聖視され, 馬の守護神とされた。 ましら。 (2)小利口な者をののしっていう語。 「~まね」「~知恵」 (3)戸の框(カマチ)や桟に取り付ける木片あるいは金物で, 敷居や鴨居(カモイ)・柱などの穴にさしこみ, 戸締まりをする仕掛け。 (4)炉の自在鉤(カギ)の高さを調節する仕掛け。 (5)江戸時代, 風呂屋にいた遊女。 湯女(ユナ)の異称。 <i>~に烏帽子(エボシ)</i> 人柄に相応しない服装や言動をたとえていう語。 <i>~の尻(シリ)笑い</i> 自分のことを省みずに, 他人の欠点をあざわらうことのたとえ。 <i>~も木から落ちる</i> 木登りの上手なはずの猿も, 時には失敗して落ちる意。 その道に長じた者も, 時には失敗することがあるというたとえ。 弘法(コウボウ)も筆の誤り。 上手の手から水が漏れる。

申

(1)十二支の第九番目。 年・日・時刻・方位などに当てる。 しん。 (2)時刻の名。 今の午後四時頃。 また, 午後三時から五時までの間。 または, 午後四時から六時の間。 (3)方角の名。 西から南へ三〇度の方角。

支える

(1)力を加えて, 物が倒れたり落ちたりしないように押さえたりつっぱったりする。 「はしごが倒れないように~・えていてください」「全重量を一点で~・える」「人に~・えられてやっと立っている」 (2)社会・集団を維持する。 ある状態をもちこたえる。 「会社を~・えているのは一人一人の社員の力だ」「家計を~・える」 (3)援助する。 支援する。 「仲間に~・えられてここまで来ました」 (4)攻撃などを防ぎ止める。 「しばし~・へて防ぎけれども敵は大勢なり/平家 7」 (5)人や物が通ろうとするのを妨げる。 さえぎる。 「木の芽峠の大雪に~・へられ, 只今もつて罷り上る/狂言・餅酒」「日の光は~・えられて, 眸に至らぬなるべし/浴泉記(喜美子)」 (6)中傷する。 「ヒトヲ~・ユル/日葡」

障る

障害となる。 さしさわる。 「指ニケガヲシテ手習ニ~・ル/ヘボン」

覚める

(1)眠っている状態から意識のある状態にもどる。 「夢から~・める」「眠気が~・めない」「寝ても~・めても」 (2)酒などに酔った状態から正気にもどる。 「酔いが~・める」「麻酔から~・める」 (3)心の迷いがなくなる。 「一時の迷いから~・める」 (4)(「さめた」「さめている」の形で)感情に動かされずに, 冷静になる。 「彼は~・めた目で世界を見ている」 (5)高ぶった感情がしずまる。 また, 興味が薄れる。 「よろづのあはれも~・めぬべけれど/源氏(若菜下)」 〔「さます(覚・醒)」に対する自動詞〕

醒める

(1)眠っている状態から意識のある状態にもどる。 「夢から~・める」「眠気が~・めない」「寝ても~・めても」 (2)酒などに酔った状態から正気にもどる。 「酔いが~・める」「麻酔から~・める」 (3)心の迷いがなくなる。 「一時の迷いから~・める」 (4)(「さめた」「さめている」の形で)感情に動かされずに, 冷静になる。 「彼は~・めた目で世界を見ている」 (5)高ぶった感情がしずまる。 また, 興味が薄れる。 「よろづのあはれも~・めぬべけれど/源氏(若菜下)」 〔「さます(覚・醒)」に対する自動詞〕

退る

〔「すざる」とも〕 うしろへさがる。 しりぞく。 しさる。 「たじと~・つて/婦系図(鏡花)」「『え申すまい』『~・れ』/狂言・秀句傘」

退る

〔「しざる」とも〕 後ろへさがる。 あとずさりする。 「シザル/ヘボン」「この馬の~・り候ふ時に/沙石 4」 〔「後(シリ)去る」の意という〕

三流

律令制で定めた三種類の流罪, すなわち遠流(オンル)・中流・近流の三つ。

増さる

数量や程度が大きくなる。 ふえる。 「雨で川の水かさが~・る」「数知らず苦しきことのみ~・れば/源氏(桐壺)」

然せる

(下に打ち消しの語を伴って)とりたてていうほどの。 さほどの。 さしたる。 「~こともなく終わる」「~御咎めもなく/怪談牡丹灯籠(円朝)」

触る

〔「障る」と同源〕 (1)接触する。 (ア)人が手などで物体や人体に意図的に接触する。 ふれる。 「展示品には~・らないでください」(イ)物体が当たる。 「何か動く物が足に~・った」「棹に~・るは桂なるらし/土左」(ウ)かかわりをもつ。 「だれも~・りたがらない問題」 (2)「さわる(障){(2)}」に同じ。 「神経に~・る」 (3)宴会での杯のやりとりの作法の一。 相手が注ごうとするのを抑えて, 酒を注ぎ返す。 「盃のくるたびたびにちと押さへましよ, 是非~・りますと/浮世草子・一代女 5」 ‖可能‖ さわれる 触らぬ神に祟(タタ)りなし 関係しなければ, 災いを招くこともない。 傍観的に対処するのが最良である。

腐る

※一※ (動ラ五[四]) (1)食べ物が細菌の作用によって変質し, 食べられなくなる。 腐敗する。 いたむ。 「肉が~・る」 (2)動植物の組織が細菌の作用で破壊され, 悪臭を発したり, 形が崩れたりする。 また, うみただれることもいう。 「死体が~・る」「倒木が~・る」「指が~・る」 (3)物が変質してだめになる。 木や金属などが, ぼろぼろになる。 「水が~・る」「釘が~・る」「土台が~・る」 (4)使わないでいるうちに, 役立たなくなってしまう。 なまる。 にぶる。 「剣術の腕が~・る」「大事な技術を~・らせる」 (5)人の精神などが堕落する。 「根性が~・る」「~・りたる讃岐前司古受領の鼓打ち損なひて/大鏡(伊尹)」 (6)気分がめいって元気を失う。 がっかりして気が沈む。 「落第して~・っている」「気が~・る」 (7)他の動詞の連用形に付いて, 他人の動作をののしっていうのに用いる。 「何をし~・る」「さては娘が焼き~・つたか/滑稽本・膝栗毛(初)」 (8)博打(バクチ)で負ける。 「夕べ胴が~・つてありたけとられ/咄本・御前男」 (9)水でぬれる。 「~・つた着物はしぼつてひきさげ/滑稽本・膝栗毛 3」 ※二※ (動ラ下二) ⇒ くされる ︱慣用︱ 糠味噌(ヌカミソ)が~/口が腐っても 腐っても鯛(タイ) 本来上等なものは, たとえ腐ってもその品格を失わない。 腐る程(ホド) 使いきれないほど, 物がたくさんあることをいう語。 「紙なら~ある」

鏈る

(1)長くつながる。 つづく。 「くちなはどもの…次第に~・りつらなりつつ/発心 4」 (2)つなぎあわせる。 「神山の園の葵を~・りつつ/堀河百首」

漁る

(1)(鳥や獣が)えさや獲物を探し求める。 「えさを~・る烏」「野良犬がごみ箱を~・る」 (2)(人が)魚介類を探してとる。 「磯を~・つてゐる此人/忘れえぬ人々(独歩)」 (3)自分のほしいものを求めてあちこち探しまわる。 「資料を~・る」「古本屋を~・る」「鮪(シビ)の若子を~・り出(ズ)な猪の子/日本書紀(武烈)」 (4)動詞の連用形に付いて, その動作をあちこちでする, してまわるの意を表す。 「買い~・る」「読み~・る」

漁る

〔平安時代以前は「いざる」と濁音〕 漁をする。 魚や貝をとる。 すなどる。 「海原の沖辺にともし~・る火は/万葉 3648」

錆びる

〔「寂びる」と同源〕 (1)金属の表面が酸化してさびができる。 「真っ赤に~・びたナイフ」 (2)声に渋みを帯びる。 「室(ヘヤ)から, 『お兼何だい?』と~・びた女の声/魔風恋風(天外)」

擦る

〔「さ」は接頭語か〕 指先や手のひらを当てて, 軽く滑らせるように動かす。 軽くなでる。 「病人の腰を~・る」 ‖可能‖ さすれる

摩る

〔「さ」は接頭語か〕 指先や手のひらを当てて, 軽く滑らせるように動かす。 軽くなでる。 「病人の腰を~・る」 ‖可能‖ さすれる