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回折

[かいせつ]
〔diffraction〕
波動の伝播が障害物で一部さえぎられたとき, 障害物の影の部分にも波動が伝播してゆく現象。 障害物の大きさと波長が同程度のとき顕著になる。 音波・電磁波・光・ X 線のほか, 電子線・中性子線などの粒子線でも, その量子力学的な波動性のために回折が起こる。

Related Words

回折レンズ

回折レンズ(かいせつレンズ、diffractive lens)は、微視的に光の回折現象を利用して、巨視的には光線の屈曲を実現しているレンズである。 回折現象を利用することと、光線の屈曲という一般的な(屈折を利用した)レンズと同様の作用をもたらすものであることからその名がある。また写真レンズなどのレン

フレネル回折

x\,\mathrm {d} y} と表される。これがフレネル回折の式となる。 フラウンホーファー回折はさらに近似をしたものである。よって、フラウンホーファー回折が生じる条件はフレネル回折より厳しいものである。 回折 フラウンホーファー回折 オーギュスタン・ジャン・フレネル フレネル積分 表示 編集

フラウンホーファー回折

波数 k の単色光の平面波が、開口関数 f (x, y) で表される開口を通ったときの、距離 R 離れたスクリーン上における振幅分布 u (x′, y′) を考える。なお、入射光として平面波を考えるのは、点光源が無限遠にあると考えるのと同じことである。 フラウンホーファー回折は、開口の中心からスクリーン上の点

回折効率

回折効率(かいせつこうりつ 英: Diffraction efficiency)とは光学素子、特に回折格子の回折性能を表わす指標である。ある方向へ回折する光の放射束を回折素子に入射する光の放射束で割った量で表わす。 ある方向への回折放射束を P {\displaystyle P} 、入射放射束を P

電子回折

回折や中性子回折がある。 電子回折は固体物理学や化学において、固体の結晶構造の研究によく使われる。電子回折 (制限視野電子回折またはSAED) パターンが得られる、もっとも典型的な実験装置は透過型電子顕微鏡 (TEM) である。電子後方散乱回折 (EBSD) パターンが得られる検出器が備わったTEM

回折限界

回折限界(かいせつげんかい、英: diffraction-limit)とは、顕微鏡や望遠鏡などの光学系における、光の回折に起因する、分解能の理論的な限界である。回折限界は、対象を識別するために必要な緻密さと比較して、光の波長が十分に長いことによって生じるため、回折

X線回折

回折の幾何的配置が満たしたときにはじめてX線回折が観測できる。 ラウエやブラッグは点状の原子がX線を回折するものとして扱ったが、実際にX線を回折するのは原子中に広がった分布を持つ電子である。位置ベクトルrの位置にある微小体積dV中で散乱

回折格子

エネルギーを強めることができる。この溝の角度を制御した回折格子をブレーズド回折格子という。 回折格子を身近なもので作ろうと思えば、だいたい1mm以下の周期でガラス板に溝を平行に刻んだり、透明シートに黒い線を印刷したりすれば可視光用の回折格子として機能し得る。 機械刻線 機械的にダイヤモンドカッターなどで溝を刻線する方法。

折折

※一※ (名) その時その時。 機会がある時ごと。 「四季~の眺め」「~の歌」 ※二※ (副) (1)機会がある時ごとに。 ときどき。 「~見かける」 (2)次第に。 だんだん。 「よはひは歳々にたかく, 住み家は~にせばし/方丈記」

折折

たびたび。 しばしば。 また, 時々。 「恁(コ)うして~おいでなさる/婦系図(鏡花)」「~ノ御音信ヲクダサルル/日葡」 〔多く副詞的に用いる〕

エシェル回折格子

エシェル回折格子(エシェルかいせつこうし、英: echelle grating)は、ブレーズド回折格子の一種である。溝の数が少なく、高次の回折光を利用するよう溝の形が工夫されている。エシェルはフランス語で階段を意味すéchelleより。 通常の回折格子では、1次または2次のような低次の回折光を用いる

国際回折データセンター

国際回折データセンター(International Centre for Diffraction Data, ICDD)は、粉末の回折データの収集や公開などを目的とした非営利組織。回折などに関わる教育や啓蒙活動も行っており、研究者や学生に対する賞の授与やX線回折

ブレーズド回折格子

ブレーズ波長」に対して格子が最適化されるか(刻まれる〔blazed〕か)が特定される。最大効率が得られる方向は「ブレーズ角」と呼ばれ、ブレーズド格子の3番目に重要な特徴であり、ブレーズ波長と回折次数に直接的に依存する。 全ての光回折格子の様に、ブレーズド回折格子は一定の線間隔 d

ホログラフィック回折格子

ホログラフィック回折格子は機械刻線回折格子よりも少ない散乱光を示す。溝が正弦波の形状をしていることにより、ホログラフィック回折格子は容易にブレーズド回折格子にすることはできず、その効率は同等の機械刻線回折格子よりもかなり低い。しかしながら、波長に対する周期の比が1

折

折(おり) 折箱または折箱に詰めた折詰 製本の折り丁 このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。

中性子回折法

中性子回折法(ちゅうせいしかいせつほう, Neutron diffraction; ND)とは、結晶による中性子線の回折現象を利用して、物質の結晶構造や磁気構造の解析を行う手法である。 中性子は、ほぼすべての原子の原子核に含まれる粒子であるが、それらは原子核中で束縛されている。中性子

収束電子回折

子定数の精密測定、結晶の対称性(点群、空間群)の決定、格子欠陥の同定ができる。 田中通義、寺内正己、津田健治『やさしい電子回折と初等結晶学―電子回折図形の指数付け,収束電子回折の使い方―』(改訂新版)共立出版、2014年12月23日、78頁。ASIN 4320034716。ISBN 978-4-320-03471-6。

低速電子線回折

低速電子線回折(ていそくでんしせんかいせつ、英: low-energy electron diffraction、LEED)は電子回折法の一種であり、電子を試料に照射し、それが回折される様子を観察することで、固体の表面構造を解析する技術である。利用される電子のエネルギーが低い(20 - 200

折箱

折り曲げて製造することに由来する。しかし、現代では、ほとんどの折箱が紙や発泡スチロール製の製品に置き換わっている。一方で木の折箱は吸湿性や保湿性に優れ、カーボンニュートラルの観点でも再び注目されている。 折箱に食品を詰めたものを折詰(おりづめ)という。折箱自体または折箱に食品を詰めた折詰は「折