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Word Details

寝惚ける

[ねとぼける]
「ねぼける」に同じ。
「~・けたことを言うな」

寝惚ける

[ねぼける]
(1)目が覚めても意識や感覚が戻らず, ぼんやりしている。
「~・けた顔」「何を~・けたことを言っているのだ」「~・けにける心地に/堤中納言(思はぬ方に)」
(2)就寝中に, 目が覚めないままの状態で起き上がり, おかしな行動をする。
「時々~・けて歩き回る」
(3)色などが不鮮明である。
「~・けたような色」「小紋の羽織の~・けたのばかりは恐れるね/金色夜叉(紅葉)」

Related Words

惚ける

〔「ほげる」とも〕 (1)知覚が衰える。 ぼける。 「ちょっと~・けたような表情をしたあとから/老妓抄(かの子)」「月頃に~・けにたらむ身の有様/源氏(幻)」 (2)夢中になる。 ほうける。 「遊びに~・けて忘れていたのが/多情仏心(弴)」 (3)古くなって色があせたり, けば立ってくる。 「畳が~・けて/野分(漱石)」

惚ける

(1)知っていながら, 知らない, というふりをする。 しらばくれる。 「~・けたってだめだ。 お前がやったんだろう」 (2)間の抜けた言動をする。 「~・けたことを言う」「~・けた表情」 (3)頭の働きがにぶくなる。 ぼける。 「~・ケテ我ガ子ノ顔モ知ラヌ/ヘボン」

惚ける

(1)知覚がにぶってぼんやりする。 ぼける。 「遊びに~・けて/たけくらべ(一葉)」「病み~・ける」 (2)動詞の連用形の下に付いて, 夢中になって…する, とことんまで…するの意を表す。 「遊び~・ける」「高名の古ばくちにて, うち~・けてすべてまけ/著聞 12」 (3)草や毛髪などがほつれ乱れる。 そそける。 ほおける。 「蕗の薹背戸の垣根に~・け/いさなとり(露伴)」 〔「惚(ホ)く」の転。 「ほほく」の転ともいう〕

惚ける

〔「ほける」の転〕 頭の働きがにぶってくる。 「まだ~・ける年でもない」「心ノ~・ケタ人ヂャ/日葡」

惚け

とぼけること。 → おとぼけ

惚け

ほうけること。 また, その人。 あほう。

惚け

(1)ぼけること。 また, ぼけている人。 「時差~」 (2)漫才で, つっこみに対してとぼけた話をして, 客を笑わせる方の役。 (3)老化に伴って起こる痴呆を主とする症状。

惚く

〔「ほぐ」とも〕 ※一※ (動カ四) 知覚がにぶる。 ぼんやりする。 ぼける。 「世にも~・きたることとそしり聞こゆ/源氏(常夏)」 ※二※ (動カ下二) ⇒ ほける

惚く

⇒ とぼける(恍・惚)

惚く

⇒ ほうける

惚く

⇒ ほうける

惚く

⇒ ぼける(惚) ⇒ ぼける(暈)

寝る

(1)「眠る{(1)}」に同じ。 「ゆうべはよく〈ね〉た」「人の〈ぬる〉味寝(ウマイ)は〈ね〉ずて/万葉 3274」 (2)寝床に入る。 床(トコ)につく。 就寝する。 (ア)睡眠や休養のために寝床に入る。 「もう〈ねる〉時間ですよ」「〈ねる〉前に歯を磨く」(イ)病気で一日中寝床にいる。 寝こむ。 病床にある。 「風邪で〈ね〉ている」「まだ〈ね〉たり起きたりの状態です」 (3)異性と同衾(ドウキン)する。 共寝する。 「女と初めて〈ね〉た」 (4)横たわる。 (ア)人が横たわる。 「〈ね〉て本を読む」(イ)本来立っている物が横になる。 「台風で稲が〈ね〉てしまった」「活字が〈ね〉ている」 (5)資金や商品が活用されない状態にある。 「〈ね〉ている資金を投資に回す」「〈ね〉ていた商品を安く売る」 (6)味噌(ミソ)・醤油(シヨウユ)・酒などがよく仕込まれた状態である。 寝た子を起こす (寝ている子供を起こしてむずからせるように)一応おさまっている物事をことさら騒ぎたてて, またもつれさせる。 寝ても覚(サ)めても 寝ているときも起きているときも。 いつも。 「~恋しい人の面影が離れない」 寝よとの鐘(カネ) 人々に寝る時刻であることを知らせる鐘。 亥(イ)の刻(午後一〇時頃)に打った鐘。 初夜の鐘。 「夜は~鳴りて次第にふけ行く程に/浮世草子・織留 6」 寝る子は育つ よく寝る子は丈夫に成長する。

待ち惚け

「まちぼうけ(待惚)」に同じ。

待ち惚け

待っている人がついにやって来ないこと。 待ちくたびれて, ぼんやりすること。 まちぼけ。 「~を食う」「~を食わせる」

恍惚

(1)心を奪われてうっとりするさま。 「何事も忘れたやうに~として/或る女(武郎)」 (2)頭がぼけて意識がはっきりしないさま。 特に, 老年になって, 脳軟化症などで起こる状態をいう。 〔(2)は有吉佐和子の小説「恍惚の人」(1972年)で流行した〕

寝

⇒ ねる(寝)

寝

眠ること。 睡眠。 「朝~((アサイ))」「熟~((ウマイ))」「真玉手玉手さし枕(マ)き股長(モモナガ)に~をし寝(ナ)せ/古事記(上)」 <i>~を寝(ヌ)</i> 眠る。 「家思ふと~ねず居(オ)れば/万葉 4400」