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恩給

[おんきゅう]
(1)一定年限勤続後退職した公務員および旧軍人, またはそれらの遺族に国が恩給法に基づいて支給する年金または一時金。 1956年(昭和31)に公共企業体職員等共済組合法, 58年に国家公務員共済組合法, 62年に地方公務員等共済組合法が制定され, 順次共済組合制度に移行。
(2)鎌倉・室町時代, 家臣の奉公に対して主人が所領などを与えること。

Related Words

人事・恩給局

人事・恩給局(じんじ・おんきゅうきょく)は、かつて存在した総務省の内部部局。2001年(平成13年)1月6日の中央省庁再編に伴い、総務庁人事局と恩給局が統合されたことにより発足した。2014年(平成26年)5月30日に内閣人事局が設置され、人事部門は内閣人事局に移管、恩給部門は政策統括官(恩給担当

恩給欠格者

恩給欠格者(おんきゅうけっかくしゃ)とは、恩給法により規定される在職期間が定められた年限に達しない等の理由により、恩給や年金を受けられない軍人、教員、公務員を指すが、一般的には、太平洋戦争においての軍人・軍属としての在職経験が短いため、恩給の受給対象にならない者を指す。 最短在職期間 将校・士官(准尉以上)

恩給 (武家社会)

鎌倉幕府が成立し、鎌倉殿(征夷大将軍)と御家人の間に御恩と奉公の関係が確立されると、恩給制度も発展を遂げることになる。御家人は鎌倉殿より、幕府成立以前からの所有地を保障され、また幕府に対する勲功の恩賞として新たな土地を与えられた。前者は安堵と呼ばれ、その土地は本領と称された。後者を新恩と呼ばれ、その土地は恩領

恩

(1)他の人から与えられためぐみ。 いつくしみ。 「御~は一生忘れません」「親の~」 (2)封建時代, 家臣の奉公に対して主人が領地などを与えて報いること。 (3)給与。 手当。 「~をもせで, はなれんことこそ無念なれ/曾我 9」 → 御恩 <i>~に掛・ける</i> 「恩に着せる」に同じ。 <i>~に着・せる</i> ちょっとしたことを, ことさら相手のためにしたように言う。 恩に掛ける。 <i>~に着る</i> 恩を受けたことを有り難く思う。 <i>~の腹は切らねど情けの腹は切る</i> 恩に報いるために身を捨てる者は少ないが, 義理人情のために身を捨てる者は多い。 恩の死にはせねども義理の死にはする。 <i>~を仇(アダ)で返・す</i> 身に受けた恩に感謝するどころか, かえって害を加える。 ⇔ 仇を恩で報いる <i>~を売・る</i> のちのち自分の立場を有利にしたり利益を得たりする目的で人を助ける。

恩誼

恩を受けた義理。 「~に報いる」「あの人には~がある」

恩義

恩を受けた義理。 「~に報いる」「あの人には~がある」

恩幸

天子の特別の寵愛。 「~, 之に過ぎたる/山月記(敦)」

恩赦

確定した刑の全部または一部を消滅させ, あるいは公訴権を消滅させること。 内閣が決定し, 天皇の認証により行う。 大赦・特赦・減刑と刑の執行の免除および復権の五種がある。 奈良・平安時代には, 天皇の権限で慶事や凶事に際して行われた。

報恩

(1)恩にむくいること。 恩がえし。 (2)特に, 仏・祖師などの恩にむくいるために法事などを行うこと。

旧恩

以前に受けた恩。 昔の恩。

高恩

高大な恩義。 大恩。 「~に報いる」

芳恩

他人を敬ってその人から受けた恩をいう語。 御恩。 「~をかたじけなくする」

恩顧

特別に目をかけ援助すること。 ひきたて。 「御~をこうむる」「豊臣家~の大名」

朝恩

朝廷の恩。 天子の恵み。

厚恩

あつい恩恵。 深い恩。

恩倖

天子の特別の寵愛。 「~, 之に過ぎたる/山月記(敦)」

師恩

先生から受けた恩。

恩賞

(1)功績や奉仕をほめて, 主君が家臣に与える褒美(ホウビ)。 また, その褒美の金品・土地など。 (2)恩を返すこと。 恩返し。 「かく厄介になれる~に, せめてはと思ひ/浮世草子・永代蔵 5」

恩波

恩恵がゆきわたることを波にたとえていう語。