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Word Details

段幕

[だんまく]
紅白や五色の布を横に何段も縫い合わせた幕。

Related Words

段段

※一※ (名・形動) 鋸(ノコギリ)の歯のようなきざみ目。 また, それが連続的についているさま。 「~のある葉」「~な岩礁」 ※二※ (副) 鋸の歯のようなきざみ目が連続してついているようす。 「~した稜線」「葉のふちが~している」

段段

ずたずたに切りきざむさま。 きだきだ。 「悲しみの腸(ハラワタ)~に断(タ)つとは/浄瑠璃・傾城酒呑童子」

段段

ずたずたに切りきざむさま。 きざきざ。 「恋も未練も~に切捨くれんと/風流仏(露伴)」

段段

※一※ (名) (1)段がいくつかあること。 また, 階段。 「~を下りる」「~になった道」 (2)(「…の段段」の形で)事柄や行為の一つ一つ。 箇条箇条。 一くだり一くだり。 「御教示の~身に泌みております」 (3)切れて離れていること。 いくつにも小さく切れていること。 「王難の災に逢ふといふともその剣~に折れ/謡曲・盛久」 ※二※ (副) (1)(「と」「に」を伴っても用いる)物事が順を追って変化するさま。 順を追って進むさま。 「新しい仕事にも~(と・に)慣れた」「~(と・に)明るくなる」 (2)次々に続くさま。 あれこれ。 かさねがさね。 「なう是には言訳~有/浄瑠璃・堀川波鼓(中)」 ※三※ (感) 〔「だんだんありがとう」の略。 近世後期から京の遊里で用いられた挨拶語〕 いろいろありがとう。 「先夜は~, 生憎(アイニク)銭入を忘れたから/思出の記(蘆花)」 <i>~よくなる法華(ホツケ)の太鼓(タイコ)</i> 物事が徐々に「よくなる」ことを「よく鳴る」太鼓の音になぞらえていう語。

幕

※一※ (名) (1)物の隔てや目隠しとして張りめぐらしたり垂らしたりする, 広く長く縫い合わせた布。 「会場に~を張りめぐらす」 (2)芝居などの舞台と客席をしきる大きな布。 上演中は開かれ, 終わると閉じられる。 「~があがる」 (3)(ア)芝居で演技の一段落。 通常, 幕{(2)}があがってから下りるまで。 「次の~に出る」(イ)一場面が終わり, 幕{(2)}を引いてその場面を終わりにすること。 (4)場面。 場合。 「私の出る~ではない」「さあ是からが僕の~さ/当世書生気質(逍遥)」 (5)相撲で, 幕内。 「~に入る」 (6)〔「幕を下ろす」意から〕 物事の終わり。 「宴会もそろそろ~にしよう」 ※二※ (接尾) 助数詞。 芝居の一段落を数えるのに用いる。 「三~五場」「一~物」 <i>~が開(ア)・く</i> (1)芝居が始まる。 (2)物事が始まる。 <i>~が下・りる</i> 芝居が終わる。 転じて, 物事が終わる。 <i>~を開(ア)・ける</i> 芝居を始める。 転じて, 物事を始める。 <i>~を下ろ・す</i> 「幕を閉じる」に同じ。 <i>~を切って落と・す</i> (歌舞伎で開演のとき, 舞台の幕の上部を外して一気に落とすことから)物事を華々しく始める。 「戦いの~・す」「全国大会の幕が切って落とされる」 <i>~を切・る</i> (1)幕を開けて芝居を始める。 転じて, 物事を始める。 (2)芝居が終わって幕をしめる。 転じて, その場を終わりにする。 <i>~を閉・じる</i> 幕が下ろされて芝居が終わる。 転じて, 物事を終わりにする。 幕を引く。 <i>~を引・く</i> 「幕を閉じる」に同じ。

段

(1)地積の単位。 古代・中世では三六〇歩, 太閤検地以降は三〇〇歩(坪)。 約9.9174アール。 (2)(「端」とも書く)布帛(フハク)の大きさの単位。 長さ・幅は材質・時代によって異なる。 養老令では長さ五丈二尺, 幅二尺四寸。 現在は, 一着分の幅と丈のものを一反とする。 絹の着尺地では鯨尺で幅九寸, 長さ三丈から三丈二尺が一般的。 (3)距離の単位。 六間(ケン)。 (4)和船の帆の大きさを示す単位。 製帆用の布の幅をいう。

段

※一※ (名) (1)地面・床面などで, 平面の高さが連続していないこと。 また, 高さの違う平面が順に並んでいる所。 また, その一つ一つ。 「居間と食堂の境は~をつける」「ひな~」「一番上の~に内裏(ダイリ)様を並べる」「~をつけて髪をカットする」 (2)上下に, 層をなして重なっているものの一つ一つ。 「寝台車の上の~」「名簿の一番下の~」 (3)技量・品質などによる格付け。 また, その格。 「~が違う」「上の~に進む」「浄瑠璃も口跡もきこえぬ, 役者も~が知れぬ/黄表紙・見徳一炊夢」 (4)全体を何らかの基準で小分けにした一つ一つ。 (ア)長い文の中の, まとまった内容をもった切れ目。 段落。 (イ)歌舞伎・浄瑠璃などで, 独立させて演じられる一部分。 「菅原伝授手習鑑寺子屋の~」(ウ)五十音図で, 横の並び。 「イ ~」 → 行 (エ)掛け算の九九で, 同一の被乗数をもつもの。 「三の~」(オ)文字組版で, 版面を二つ以上に区分したときの一区分。 「縦四~」 (5)変化・進行している物事の過程の一つ一つ。 場面。 局面。 「いざという~になると尻込みする」「暑いの寒いのといってる~ではない」 (6)多く手紙・文書などで, 上の語をうけて, その表す内容を統合し, 体言化する。 こと。 「失礼の~お許し下さい」「この~お伺い致したく」「御健勝の~御慶申上候」 (7)「たん(反・段)」に同じ。 ※二※ (接尾) (1)助数詞。 階段状または層をなして重なっているものを数えるのに用いる。 「五~下りる」「三~重」「一〇~編む」 (2)囲碁・将棋・柔道・剣道などで, 技量を表す程度・段階を表すのに用いる。 数が多いほど上位になる。 「柔道三~」 (3)文章や話の区切りの数を数えるのに用いる。

段

きざみ目。 きざみ。

段

〔「きた」とも〕 ※一※ (名) (1)布の長さを測る単位。 一常は一丈三尺。 「布一~/日本書紀(天武下訓)」 (2)田畑の面積を測る単位。 たん(段)。 「おほよそ田は長さ三十歩, 広さ十二歩を~とせよ/日本書紀(孝徳訓)」 ※二※ (接尾) 助数詞。 切れめを数えるのに用いる。 「軻遇突智(カグツチ)を斬り三~になす/日本書紀(神代上訓)」

倒幕

幕府を倒すこと。

内幕

うちわの事情。 うちまく。

内幕

(1)〔(2)の意から〕 外からはわからない内部の事情。 内情。 「政治の~」 (2)戦陣で外幕(トマク)の内に張った幕。 半幕。 小幕。 ⇔ 外幕

序幕

(1)芝居での第一幕。 ⇔ 終幕 (2)物事のはじめの部分。 「会議は~からひと荒れした」

幕政

幕府の政治。 「~の改革」

幕内

(1)〔江戸時代, 将軍の相撲上覧に際して幔幕(マンマク)の内にはいる待遇を受けた数人の優秀力士の意から〕 相撲番付で, 第一段目に名を連ねている前頭以上の力士。 また, その地位。 普通, 横綱は別格で三役と前頭をいう。 幕内力士。 幕の内。 「~に入る」 (2)演劇で, 幕の内側, すなわち, 俳優・大小道具・衣装・床山・作者など直接芝居をつくる者の総称。 → 表方

幕領

江戸幕府の領土。 天領。

幕老

幕府の老臣。

弾幕

多くの弾丸が幕のようにすき間なく飛んでくること。 「~をぬって走る」「~射撃」

討幕

幕府を討つこと。 幕府を攻め討つこと。 「尊皇~」