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Word Details

骨無し

[こちなし]
無骨だ。 無風流だ。 気がきかない。 ぶしつけだ。 こつなし。
「しひて言ふもいと~・し/源氏(手習)」

骨無し

[こつなし]
「こちなし」に同じ。
「~・き様の風情にて舞を舞ひ給へとこそ申しつらめ/義経記 6」

骨無し

[ほねなし]
(1)骨がないこと。
(2)気骨がないこと。 自分の主義・主張がないこと。 また, その人。

Related Words

無骨

〔「こちなし」の漢字表記「無骨」を音読みした語〕 (1)ごつごつと骨張っている・こと(さま)。 「枝の~なるに似ず, …さまざまの色に透(ス)きつ幽(カス)める其葉の間々(アヒアヒ)に/不如帰(蘆花)」 (2)礼儀作法をわきまえていないこと。 洗練されていないこと。 また, そのさま。 「~者(モノ)」「我輩のやうな~な田舎漢(イナカモノ)が/社会百面相(魯庵)」 (3)具合が悪い・こと(さま)。 「競が宿所は大将の向ひなれば, つげてはなかなか~なり/盛衰記 14」 (4)役に立たない・こと(さま)。 「我~なりといへども, 呉王をあざむきて君王の死をすくひ/曾我 5」 ﹛派生﹜~さ(名)

無駄骨

〔「無駄骨折り」の略〕 役に立たない努力をすること。 効果のない骨折り。 「調停工作は~に終わった」「~を折る」

無し

〔文語形容詞「なし」の終止形から〕 (1)存在しないこと。 ないこと。 無(ム)。 「今までのことは~にしよう」 (2)他の語の下に付いて複合語をつくる。 ないこと。 …しないこと。 「一文(イチモン)~」「待った~」「お構い~」 <i>~としない</i> ないとはいえない。 なしとせず。 「再発のおそれ~ない」

無し

⇒ ない

人間無骨

人間無骨(にんげんむこつ)は、室町時代に作られたとされる槍(十文字槍)である。鬼武藏の異名で知られる森長可(森蘭丸の実兄)が所持していたことで知られており、現在は個人所蔵。 室町時代末期に二代目関兼定によって作られた十文字槍である。二代目関兼定は美濃国関を代表する刀工と知られており、「関の孫六」で有

用無し

(1)役にたたないこと。 入用でないこと。 また, そのような人や物。 (2)用事がないこと。 暇なこと。

文無し

〔「文(アヤ)」は物事の筋目の意〕 (1)筋道が立たない。 条理のない。 理不尽だ。 「春の夜の闇は~・し梅の花色こそ見えね香やは隠るる/古今(春上)」 (2)かいがない。 むだだ。 「思へども~・しとのみいはるれば夜の錦の心地こそすれ/後撰(恋二)」 (3)物の判別がつかない。 はっきりしない。 「星さへ雲におほはれて, 道も~・く物すごき/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」

文無し

(1)所持金が少しもないこと。 一文無し。 「財布をすられて~になる」 (2)〔それ以上の文(モン)数がないところから〕 並はずれて大きな足袋(タビ)。

地無し

地が見えないほど全面に摺箔(スリハク)・絞り・刺繍(シシユウ)などの模様をおくこと。 「~小袖」「~鹿(カ)の子」

殊無し

この上ない。 格別である。 「力つき, 容貌なども~・きうちにも/宇津保(初秋)」

口無し

ものを言わないこと。 また, その人。 詩歌などで, 多く「巵子(クチナシ)」にかけて用いる。 「山吹きの花色衣主やたれ問へど答へず~にして/古今(雑体)」

事無し

(1)無事である。 変わったことがない。 「我(ア)がために妹(イモ)も~・く妹がため我も~・く/万葉 534」 (2)大したことがない。 なんの苦労もない。 わけない。 「わづらはしかりつる事は~・くて/徒然 189」 事なきを得る ⇒ 「事」の句項目

念無し

(1)残念である。 無念である。 「是を射も殺し斬りも殺したらんは無下に~・かるべし/平家 6」 (2)容易である。 たやすい。 「高櫓一つ, ~・く攻め破られて焼きけり/太平記 17」 (3)意外である。 思いがけない。 「~・う早かつた/狂言・末広がり(虎寛本)」 (4)心残りがない。 「亡君のうらみを報ひ, ~・うこそ泉岳寺へ引きとりたり/新花摘」

形無し

(1)本来の価値が損なわれ, 何の役目もしなくなる・こと(さま)。 台無し。 「今までの努力が~だ」 (2)体面が損なわれ, みじめなありさまになる・こと(さま)。 面目まるつぶれ。 「ああ見事にふられては二枚目も~だ」 (3)元の姿・形が損なわれてしまうこと。 「ひだの~になりたるを/書生気質(逍遥)」 → 形無し(形ク)

心無し

(1)相手に対して自分の心を包み隠さない。 へだて心がない。 「さるは, よしと人にいはるる人よりも~・くぞ見ゆる/枕草子 305」 (2)裏表がない。 率直だ。 いつわりがない。 「ひきときの~・く思ふ心よりあはせてたべと神せがむなり/徳和歌後万載集」

裏無し

(1)相手に対して自分の心を包み隠さない。 へだて心がない。 「さるは, よしと人にいはるる人よりも~・くぞ見ゆる/枕草子 305」 (2)裏表がない。 率直だ。 いつわりがない。 「ひきときの~・く思ふ心よりあはせてたべと神せがむなり/徳和歌後万載集」

心無し

思慮・分別のないこと。 また, その人。 「然(サ)る~は生きても何(イカ)にかはせん/今昔 19」