今、世界で金のねだんがとても高くなっています。日本の会社IHIの研究者たちは、100年前から考えられてきた「海の水から金をとる」という夢にチャレンジしています。
海の水には、たくさんの金がとけていると言われています。その量は、今まで人間がほった金の2万倍もあります。
しかし、海の水の中の金はとても少ないので、今の技術ではお金がかかりすぎて、実際に金をとることができません。
IHIの福島さんは、東北地方の温泉にいる特別な藻に注目しました。この藻は、海の水の中の金を体の中に集めることができます。実験では、乾いた藻1キロから100グラムの金をとることができました。
でも、このアイディアは新しいものではありません。100年前にドイツの科学者ハーバーさんも同じことを考えましたが、やはりお金がかかりすぎてできませんでした。
IHIの計算では、この方法で金をとるためには、金のねだんが今の100倍にならないといけません。または、金が多い温泉や鉱山の水を使う方法も考えられています。
今はまだむずかしいですが、将来のためにこの研究は続けられています。