ミズキさんは、子どものときから「成績がいい人はすごい人だ」と考える家で育ちました。
両親が離婚してから、お母さんはもっと成績を大切にするようになりました。お母さんは、子どもを育てることは「投資」だと思っていて、いい成績や有名な大学に入ることで「お金や努力が返ってくる」と考えていました。
ミズキさんは、東京大学に入るために毎日たくさん勉強しました。でも、「完璧な子ども」でいなければならないことは、とても苦しかったです。その苦しさから、ミズキさんは女装を始めました。これは、家族が決めた「こうしなさい」という形をこわしたい気持ちからでした。
大学を卒業してITの会社で働きましたが、会社でも自由を感じることができませんでした。
ある日、お母さんから「公務員にならないなら家を出てください」と言われ、お金のサポートもなくなりました。
その後、ミズキさんは一人で小さい部屋に住み始めました。そして、「これからは自分の人生を生きる」と決めました。
今は女装やライブ配信でお金をかせいでいます。生活は大変ですが、ミズキさんは「この道を選んでよかった」と思っています。