昔、ある村にお代官様がいました。お代官様の息子が病気になってしまいました。村の人たちも心配していました。
お代官様は、みんなと相談して、武尊神社にお願いしました。すると、息子の病気はよくなりました。お代官様たちは、お礼に、絵が上手な人に馬の絵をかいてもらって、神社に飾りました。
しばらくして、村の田や畑の稲などが、馬に食べられてしまいました。村の人たちが夜に見ていると、どこからか立派な馬が来て、稲などを食べました。村の人たちが馬を追いかけると、馬は神社の絵の中に入っていきました。
絵がとても上手だったために、絵の馬が本当の馬になって出てきたのです。村の人たちは、絵に馬をつなぐひもをかいてもらいました。すると、絵の馬が出てくることはなくなりました。