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上がったり

〔動詞「上がる」の連用形に完了の助動詞「たり」が付いた語の促音便〕 商売や事業などがうまくゆかず, どうしようもなくなること。 だめになること。 また, そのさま。 「商売~だ」

県

(1)大化前代, 大和政権の直轄領。 または国造(クニノミヤツコ)の支配下の地方組織。 みあがた。 (2)国司など地方官の勤務地。 任国。 また, その人。 「あるひと, ~のよとせいつとせはてて/土左」 (3)いなか。 地方。 「田面なるわら屋の軒のこもすだれこれや~のしるしなるらむ/夫木 30」

一当(た)り

(1)その事柄やその人に, 一度当たってみること。 「協力が得られるかどうか~してみる」 (2)その事柄や関係する人すべてに, 一通り当たってみること。 「~順に点検する」

取り敢ふ

(1)物などを手に取ることができる。 準備できる。 「蓑(ミノ)も笠も~・へで/伊勢 107」 (2)人を動員できる。 駆り集めることができる。 「御ともの人は~・へけるに従ひて/蜻蛉(中)」 (3)前もって用意する。 多く, 打ち消しの語を伴って用いる。 「つれなきを恨みもはてぬしののめに~・へぬまで驚かすらむ/源氏(帚木)」 (4)心に余裕がある。 ゆとりがある。 「木の葉よりけにもろき御涙は, まして~・へ給はず/源氏(葵)」 → とりあえず

辺り

〔「当たり」と同源か〕 ある物や場所・時間などを基準として, それに近い範囲。 接尾語的にも用いる。 (1)付近。 近所。 近く。 一帯。 周囲。 「この~は静かだ」「本郷~に下宿する」「~を見まわす」「~近所」 (2)時間・程度などの大体を示す。 ころ。 時分。 ぐらい。 「来週~, もう一度会おう」「彼~が適任だよ」「この~で妥協しよう」 (3)婉曲(エンキヨク)に人や家をさす語。 「母女御もいと重く心にくく物し給ふ~にて/源氏(匂宮)」 <i>~構わず</i> 辺りをはばからず。 所構わず。 「~わめき散らす」 <i>~を払・う</i> 威勢があって, 他のものを身辺に寄せつけない。 「威風~・う」

跡取り

家のあとを継ぐ人。 あとつぎ。 「~むすこ」

後取り

「捏(コ)ね取(ド)り」に同じ。

がたり

(副) (多く「と」を伴って)堅く重い物がぶつかったり, 動き出したりする時の音を表す語。 がたん。

尖り

とがること。 また, とがった先。 「肩の~」

徒言

実のない言葉。 うそ。 「~の葉におく露の消えにしを/新古今(恋五)」

徒人

(1)心の変わりやすい人。 浮気な人。 「それはさる~にて, 女ありと聞く所にてはさぞのたまふなる/宇津保(国譲下)」 (2)風流を解する粋な人。 「~と樽を棺(ヒツギ)に飲みほさん(重五)/冬の日」

他人

他の人。 他人。 あだしびと。 「~と縁組は…と詰(ナジラ)んとせしが/色懺悔(紅葉)」

徒事

(1)深い意味のないこと。 つまらないこと。 「年ごろ, まめごとにも~にも召しまつはし/源氏(若菜下)」 (2)色ごと。 情事。 「世の常の~の, ひきつくろひ飾れるにおされて/源氏(絵合)」 (3)むだなこと。 役に立たないこと。 「十八年の願ひも~/歌舞伎・助六」

成上り

狂言の一。 眠っている間に, 詐欺師に主人の刀を竹棒とすりかえられた太郎冠者は, 刀が竹に成り上がってめでたいと言い訳する。

とはずがたり

日記。 五巻。 久我雅忠女(ムスメ)(後深草院二条)作。 宮廷での数奇な恋愛生活の回想と, 晩年に出家して各地を旅行したときの紀行文とから成る。 作者一四歳の1271年から1306年までの記事を含んでおり, その後一, 二年のうちにまとめられたらしい。

問わず語り

人が尋ねないのに自分から語ること。 「~に身の上話を始めた」

皹

(1)あかぎれ。 [日葡] (2)狂言。 あかぎれを理由に主を背負って川を渡ることを拒んだ太郎冠者が, 逆に背負われて川に振り落とされる。

皸

(1)あかぎれ。 [日葡] (2)狂言。 あかぎれを理由に主を背負って川を渡ることを拒んだ太郎冠者が, 逆に背負われて川に振り落とされる。

後金

⇒ あときん(後金)

左党

酒の好きな人。 左利(キ)き。 さとう。