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ぺたぺた

(副) (1)物の平らな面が連続して当たるさま。 「素足で~(と)あるく」 (2)一面に紙などをはりつけたりするさま。 また, やたらに判を押したりするさま。 「電柱にビラを~(と)はりつける」

ぬたくる

(動ラ五[四]) (1)体をくねらせてはいまわる。 のたくる。 「ミミズが~・る」 (2)へたな字などをぶざまに書きつける。 「色紙にへたな俳句を~・る」 (3)絵の具・墨・白粉(オシロイ)などをむやみになすりつける。 べたべたと塗りつける。 「おしろいを~・る」

塗る

〔「濡れる」と同源か〕 (1)物の表面に液や塗料, また, ジャム・バターなどをなすりつける。 「塀にペンキを~・る」「傷口に薬を~・る」「パンにバターを~・る」 (2)壁土や漆喰(シツクイ)などをなすりつけて, 壁や塀などをつくる。 「壁を~・る」「ひんがしの放出に修法の壇~・りて/源氏(夕顔)」 (3)(白粉(オシロイ)をつけて)化粧をする。 「真っ白に~・った顔」 (4)罪や責任を他人になすりつける。 「ヒトニツミヲ~・ル/ヘボン」 ‖可能‖ ぬれる ︱慣用︱ 顔に泥を~

沼田

(1)泥深い田。 ぬまた。 「小黒崎~のねぬなは踏みしだき/散木奇歌集」 (2)〔猪(イノシシ)は泥の上に枯れ草をしいて寝ることから〕 猪の寝床。 また, 泥土。 「君恋ふと猪のかるもより寝覚して浴(ア)みける~にやつれてぞをる/散木奇歌集」 (3)だらしないこと。 しまりがないこと。 「任達は放蕩として~なる貌そ/蒙求抄 4」

ぺたん

(副) 「ぺたり」に同じ。 ぺったん。 「~とゴム印を押す」「~と座る」

ぺたり

(副) (多く「と」を伴って)「べたり」に同じ。 「べたり」よりもやや軽い意味合いで使う語。 ぺたん。 「切手を~とはる」「畳に~と座る」

温める

お湯などの温度を下げる。 ぬるくする。 「水で風呂を~・める」

微温める

お湯などの温度を下げる。 ぬるくする。 「水で風呂を~・める」

温い

(1)熱さが不十分である。 なまあたたかい。 飲み物や液体の温度にいうことが多い。 「風呂が~・い」「お茶が~・い」 (2)厳しさが足りない。 手ぬるい。 軟弱だ。 「そんな~・いやり方ではいい後継者は育たない」 (3)動きが激しくない。 ゆるやかだ。 「これは風~・くこそありけれとて, 御扇おき給ひて/源氏(若菜下)」 (4)才覚がにぶい。 愚鈍だ。 「はかばかしき方(=政治的ナ方面)には~・く侍る家の風の/源氏(若菜上)」 (5)情熱がうすい。 熱心でない。 「かかればこそ, 世の覚えの程よりは内々の御心ざし~・きやうにはありけれ/源氏(若菜上)」 ﹛派生﹜~さ(名)

滑る

(1)ぬるぬるとしてすべる。 「苔が生えて~・る道」 (2)うかれ歩く。 のらりくらりと遊び歩く。 「さてもつれなの金銀さまや, きんざござらざ, ~・りて暮らそ/松の葉」 (3)なまめかしく振る舞う。 めかす。 「小女房の, 腰もしなへてやつくるり, くるりややつくるりと~・らしやんすは/浄瑠璃・宵庚申(下)」

微温湯

「ぬるま湯{(1)}」に同じ。

抜かる

油断したり, 思慮が足りなかったりして失敗する。 「さあ~・るなよ」「ざれ事とは~・つた事を言ふ/狂言・昆布売」「女色には~・らしやまして, 尼将軍の婬乱に世はみだれたのみならず/胆大小心録」 抜からぬ顔 油断のない顔つき。 抜けめのない顔つき。 「~して, 吉野の山を雪かと見ればと/浮世草子・諸艶大鑑 1」

温む

※一※ (動マ五[四]) (1)熱いものの熱がやや冷める。 「~・んだ茶に咽喉(ノド)を湿ほしつつ/社会百面相(魯庵)」 (2)冷たいものの温度が上がって, 冷たさがゆるむ。 ぬるくなる。 「水~・む頃」 (3)病気で体温が上がる。 「御身も~・みて御心地もいと悪しけれど/源氏(若菜下)」 ※二※ (動マ下二) ⇒ ぬるめる

微温む

※一※ (動マ五[四]) (1)熱いものの熱がやや冷める。 「~・んだ茶に咽喉(ノド)を湿ほしつつ/社会百面相(魯庵)」 (2)冷たいものの温度が上がって, 冷たさがゆるむ。 ぬるくなる。 「水~・む頃」 (3)病気で体温が上がる。 「御身も~・みて御心地もいと悪しけれど/源氏(若菜下)」 ※二※ (動マ下二) ⇒ ぬるめる

泥濘る

雨や雪どけ・霜どけのために, 道がどろどろになる。 「道が~・って歩きにくい」

微温

(1)ぬるいこと。 びおん。 (2)「ぬるま湯」の略。 (3)のろま。 お人よし。 「気の永井~の頭(カミ), 武士のまね仕損ずなと/浄瑠璃・大塔宮曦鎧」 <i>~湯((ヌルマユ))に浸(ツ)か・る</i> 刺激も緊張もない安楽な生活環境に甘んじているたとえ。

温み

(1)ややあたたかいこと。 なまぬるいこと。 (2)ぬるま湯。 「釜に~も沸いてある/浄瑠璃・卯月の潤色(中)」 (3)川などの流れのゆるやかな所。 「弱き馬をば下手に立てて, ~に付けて渡すべし/盛衰記 35」

沼田

泥の深い田。

沼田

群馬県中北部, 利根川上流域にある市。 沼田盆地の中心都市。 近世, 真田・本多・土岐氏などの城下町。 製材・木工業が盛ん。 尾瀬への玄関口の一。

貍

(1)イヌ科の哺乳類。 体長65センチメートル内外。 長毛が密生しているので太ってみえる。 雑食性で, 平地から低山の岩穴などにすむ。 日本全土・朝鮮・中国などに分布。 キツネと並んで民間伝承や民話によく登場し, 人間をだまそうとするがどこか間が抜けていて, キツネよりは概してユーモラスに取り扱われる。 驚くと気を失い, しばらくすると起きて逃げ出すので「たぬき寝入り」などという言葉も生まれたという。 毛皮は防寒用, 毛は筆に用いる。 ﹝季﹞冬。 (2)(比喩的に)表面はとぼけているが, 裏では策略をめぐらす悪賢い人のこと。 「あいつは相当の~だ」 (3)「狸寝入り」の略。 「~をきめこむ」 (4)「狸饂飩(ウドン)」の略。 (5)「狸汁」の略。 <i>~の睾丸(キンタマ)八畳敷(ハチジヨウジキ)</i> 狸の陰嚢が大変広くひろがることをいう。 <i>~の腹鼓(ハラツヅミ)</i> (1)月夜に狸が腹を鼓のように打って楽しむと言い伝えられること。 (2)狂言名(別項参照)。