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パラジウム

[パラジウム]
〖palladium〗
白金族に属する遷移元素の一。 元素記号 Pd  原子番号四六。 原子量一〇六・四。 安定な金属であるが硝酸・熱濃硫酸には溶ける。 銀白色の固体金属。 多くの気体, 特に水素をよく吸蔵し, 室温での吸収量は体積で九〇〇倍に達する。 合金・触媒, 陶器の黒色顔料などに用いる。

Mots Associés

ヨウ化パラジウム(II)

ヨウ化パラジウム(II)(Palladium(II) iodide)は、パラジウムとヨウ素からなる無機化合物で、化学式はPdI2である。塩化パラジウム(II)ほど一般的ではないが市販されており、パラジウム化学の出発点の1つとなっている。 かつては、ヨウ化パラジウム

有機パラジウム化合物

パラジウムはカスケード反応(英語版)で示されるように多くのカップリング反応(パラジウム触媒カップリング反応)を触媒する。 1873年 - ザイツェフ(英語版)がパラジウム触媒下でベンゾフェノンが水素によって還元されることを示した。 1894年 - フィリップスが塩化パラジウム

パラジウム炭素

Pd-C などと表される。パラジウムカーボン、パラジウム炭(パラジウムたん)とも呼ばれる。 パラジウム炭素は、用途に応じてさまざまな含有率、活性を持つものが市販されている。また、実験室で調製することもできる。典型的な調製法として、塩化パラジウム(II)の濃塩酸溶液と、硝酸で洗浄した活性炭とをよ

酸化パラジウム(II)

義されていない材料として得られることがしばしばある。酸化パラジウムは、350°Cで酸素中でパラジウムのスポンジ金属を加熱することにより調製される。 2 Pd + O2 → 2 PdO 黒色の粉として得られる。塩化パラジウム(II)と硝酸カリウムの混合物を様々に加熱することにより、触媒で使用するために特別に調製されてもよい。

臭化パラジウム(II)

臭化パラジウム(II)(しゅうかパラジウム、Palladium(II) bromide)は、パラジウムと臭素からなる無機化合物で、化学式はPdBr2である。塩化パラジウム(II)ほど一般的ではないが市販されており、パラジウム化学の出発点の1つとなっている。塩化物とは異なり、臭化パラジウム

塩化パラジウム(II)

塩化パラジウム(II)(えんかパラジウム(II)、Palladium(II) chloride)は、代表的なパラジウムの塩化物で、茶色い粉末状の外見をもつ、無機化合物である。組成式はPd(II)Cl2。 塩化パラジウム(II)の固体の中では、各パラジウム中心の周りに4個の塩素が平面四配位型構造の形

ワッカー酸化

ワッカー酸化(ワッカーさんか、Wacker oxidation)は、塩化パラジウムと塩化銅を触媒としてアルケンを酸素によってカルボニル化合物へ酸化する化学反応である。ワッカー反応、ワッカー法、ヘキスト・ワッカー法とも呼ばれる。 塩化パラジウムの塩酸水溶液にエチレンガスを吹き込むと、塩化パラジウムが金属パラジウム

テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)

Pd(PPh3)2)が真の活性種となっている。 Pd(PPh3)4 はカップリング反応の触媒として広く用いられる。優れた反応例として溝呂木・ヘック反応や薗頭・萩原反応、右田・小杉・スティル反応、鈴木・宮浦反応が挙げられる。これらの反応は、芳香族ハロゲン化物の0価パラジウムへの酸化的付加により反応が始まる。 Pd

パラジウムの同位体

パラジウム(Pd)の同位体のうち天然に存在するものには6種類ある。 最も安定な放射性同位体107Pdの半減期は650万年である。 ウランなどの核分裂の結果生成される同位体の1つとして知られている。半減期が長いことから、核変換を行う対象として取り上げられることがある。 103Pdの半減期は17日、100Pdの半減期は3

テトラフェニルホウ酸ナトリウム

パラジウム、白金)のペンタキス(亜リン酸トリメチル)錯体は、それらのテトラフェニルホウ酸塩から合成される。同様に、テトラフェニルホウ酸ナトリウムは二窒素を含む金属錯体の単離に使われる。テトラフェニルホウ酸ナトリウムは塩化物配位子をN2に置換する。このとき副生成物の塩化ナトリウムは沈殿するため容易に除去できる。