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Détails du Mot

世故

[せこ]
世の中の習慣や実情。 世間の種々の俗事。 せいこ。
「~にはお暗い方だて/当世書生気質(逍遥)」
<i>~に長(タ)・ける</i>
世間の事情によく通じている。

世故

[せいこ]
「せこ(世故)」に同じ。
「~に飽くまで通じてゐた/阿部一族(鴎外)」

Mots Associés

故

(1)古くなったもの。 使い古したもの。 「姉のお~」 (2)古いこと。 年を経たこと。 「~ぎつね」「~つわもの」 (3)以前のもの。 「~巣」

故

(1)人名や官職名などに付けて, その人がすでに死亡していることを表す。 「~右大将殿」 (2)官職名に付けて, それが以前の官職であることを表す。 前の。 「大夫には~中宮の大夫/栄花(暮待つ星)」

故

〔指示代名詞「か」に動詞「あり」の已然形「あれ」が付いた「かあれ」の転〕 (1)それゆえ。 だから。 そこで。 「二柱の神に…言依(コトヨ)さし賜ひき。 ~, 二柱の神, 天の浮橋に立たして/古事記(上訓)」 (2)すなわち。 ここに。 そこで。 段落などの初めに置いて, 話を起こす時に用いる。 「~尾張の国に到りて/古事記(中訓)」

故

※一※ (副) (1)故意に。 わざと。 わざわざ。 「~つらくあたる」 (2)とりたてて。 とりわけ。 特に。 格別。 「~難しそうな問題を選ぶ」 ※二※ (形動) (1)故意にそうするさま。 わざわざそうするさま。 「~に明るく振る舞う」「~な準備は不要だ」 (2)特別であるさま。 「仏, 神力を以て~に棺の蓋を自然(オノズカラ)に開かしめて/今昔 3」

故

〔「ゆえ」の「ゆ」が他の語と複合して脱落した形〕 「ゆえ(故)」に同じ。 「思ふ~に逢ふものならば/万葉 3731」

故

(1)理由。 わけ。 特別な事情。 「~のない非難を受ける」「~あって放浪の身となる」 → 故に (2)由緒。 いわれ。 「いかにも~ありげなさま」 (3)おもむき。 風情。 「賤しく小さき家なれども~有りて/今昔24」 (4)縁故。 「さるべき~ありとも, 法師は人にうとくてありなん/徒然 76」 (5)故障。 事故。 変事。 「何のつつましき御さまなければ, ~もなく入り給ひにけり/堤中納言(思はぬ方に)」 (6)(形式名詞) 体言や活用語の連体形などに付いて用いられる。 (ア)理由を表す。 …のため。 …だから。 〔「…ゆえに」「…がゆえに」の形でも用いられる〕 「酒の席のこと~大目にみてほしい」「君~に無理な注文もきくのだ」「しばらく留守にする~あとを頼む」「貧しきが~に犯した罪」(イ)前の事柄に対して逆接的な原因・理由を表す。 …なのに。 …であるが。 「ひさかたの天知らしぬる君~に日月も知らず恋ひ渡るかも/万葉200」 <i>~無しとしない</i> 理由がないことではない。 それなりの理由がある。 「父が怒ったのも~ない」 <i>~を以(モツ)て</i> 先行の語句・文の内容を理由として, 後述の事柄が生じる意を表す。 そういうわけで。 ゆえに。

故

原因・理由を示す語。 ため。 ゆえ。 せい。 「九条殿の御遺言を違へさせおはしましつる~とぞ/大鏡(伊尹)」

故知

昔の人の知恵。 古人の用いた知略。 「~に学ぶ」

故智

昔の人の知恵。 古人の用いた知略。 「~に学ぶ」

典故

よりどころとなる習わし。 典例と故実。

故套

古いしきたり。 旧套。 「~遂に廃するに至る/明六雑誌 4」

故物

(1)すでに使用された物品, もしくは, 未使用でも使用される目的で取引された物品, またはこれらの物品にいくらか手入れをしたもの。 「~商」 (2)古くから伝わった品物。 由緒ある品物。

事故

※一※(多く「ことゆえなく」の形で)さしさわり。 事故(ジコ)。 「母子ともに~なく侍りけり/著聞 8」 ※二※…であるため。

故旧

(1)古くからの知り合い。 古いなじみ。 旧知。 「~忘れ得べき」「~に聞く所に拠れば/伊沢蘭軒(鴎外)」 (2)昔のこと。 [日葡]

故買

盗んだ品と知っていて, 買ったり交換したりすること。 窩主(ケイズ)買い。 「~屋」「~犯」「~者」

故意

(1)ことさらにたくらむこと。 わざとすること。 「~に負ける」 (2)〔法〕 自分の行為が一定の結果を生ずることを認識していて, あえてその行為をする意思。 刑法上は罪を犯す意思すなわち犯意をいう。 ⇔ 過失 「未必の~」

故国

(1)自分が生まれた国。 母国。 祖国。 (2)自分が生まれた土地。 ふるさと。

故郷

文部省唱歌。 高野辰之の詩に岡野貞一が作曲。 1914年(大正3)刊の「尋常小学唱歌(六)」に発表。 「兎追いしかの山小鮒釣しかの川…」