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官途状

官途状(かんどじょう)とは、室町時代以降、主君が武功を挙げた家臣に対して特定の官職を私称することを許した書状のことである。官途書出、受領書出とも。 官途状の歴史は古く、南北朝時代に北朝方の足利尊氏や南朝方の北畠顕信らが、配下となった武将の叙位任官を朝廷に取り次ぐことを確約する風習(「官途

Mots Associés

官途

〔「かんど」とも〕 官吏としての仕事や地位。 「~に就く」

官途奉行

官途奉行(かんとぶぎょう)は、鎌倉幕府・室町幕府において、御家人の叙位任官を職掌とした役職である。 そもそも、官途奉行は鎌倉幕府の職制として定められたのがはじまりである。政所の管轄下、代々評定衆に補せられている有力御家人を以ってあてられた。 幕府草創期、御家人の官位は、門葉ないし源氏一門のみが国司

途

〔古くは「ど」とも〕 みち。 旅の道すじ。 <i>~に就(ツ)・く</i> 出かける。 出発する。 「帰国の~・く」

途

(1)人や動物, 車などが行き来する通路。 ある地点と地点をつないで長く連なった帯状のもの。 「都へ通ずる~」「~を横切る」「~を通す」 (2)目的とする所へ至る経路。 道すじ。 「学校へ行く~で忘れ物に気づいた」「~をまちがえる」「~を聞く」 (3)道のり。 距離。 道程。 「~を急ぐ」「~がはかどる」「日暮れて~遠し」 (4)ある状態に至る道すじ。 「勝利への~は遠かった」「栄光の~を歩む」 (5)人のふみ行うべき道すじ。 人としてのあり方や生き方。 「~にそむく」「~をあやまる」 (6)ある関係を成り立たせている理(コトワリ)。 また, 世間のならい。 「親子の~」「誰踏み初めて恋の~, 巷に人の迷ふらん/謡曲・恋重荷」 (7)(仏教・儒教などの)教え。 教義。 「仏の~」「朝(アシタ)に~を聞かば, 夕べに死すとも可なり」 (8)ある専門的分野。 方面。 「医学の~を究める」「この~にはいって三〇年」 (9)方法。 手段。 手順。 「解決の~を見いだす」「生活の~を断たれる」 <i>~が開・ける</i> 進路をさまたげるものがなくなる。 解決の方法などがわかる。 <i>~無き道</i> 道が全くない所。 「~を行く」 <i>~の傍(カタワラ)の碑(ヒ)の文(ブン)</i> 〔後漢の邯鄲淳が孝女曹娥の事跡を記した碑文が名文であったという故事から〕 すばらしい文章。 → 有知無知三十里 <i>~は近きにあり</i> 〔孟子(離婁上)「道在邇而求諸遠」から〕 学問の道は自分の身に基づくものであるから, 手近なところにあり, 遠い外に求める必要はない。 <i>~も狭(セ)に</i> 道もせまくなるほどに。 「~散る山桜かな/千載(春下)」 <i>~を切・る</i> 中途でさえぎる。 また, 人との関係を断つ。 「咄の~・るめへ/滑稽本・浮世床(初)」 <i>~を決・する</i> 進むべき方向を決める。 <i>~を付・ける</i> (1)目的の所へ通じる道をつくる。 (2)糸口をつくる。 「新しい分野の研究に~・ける」 <i>~を譲・る</i> (1)狭い道で自分はわきへ寄って相手が先に通れるようにする。 (2)他の人に地位を譲って引退する。 「後進に~・る」

用途

(1)学校・会社・官庁などで, 主に事務用品の供給を取り扱うこと。 「~係」 (2)必要な費用。 「~金」 (3)銭(ゼニ)の異名。 「勧進の~多く持ち給ひたるらん/盛衰記 18」

途子

大路と大路を結ぶ小路, または辻。

用途

物や金の使いみち。 使用法。

首途

〔古くは「かどいで」とも〕 (1)自分の家を出発して旅に向かうこと。 「~を見送る」「赤駒が~をしつつ出でかてに/万葉 3534」 (2)新しい生活に向けて出発すること。 「人生の~を祝う」

雄途

おおしく, 勇ましい門出。 「~に就く」

前途

(1)これからさき。 将来。 「~ある若者」「~有望」「~を祝す」「~洋々」 (2)目的地までの道のり。 ゆくさき。 「~ほど遠い」

道途

みち。 道路。 「それをして自ら脩むるの~に入らしめ/西国立志編(正直)」

征途

(1)旅のみち。 (2)出征のみち。 また, 戦争や試合などのために出かけること。 「~につく」

先途

(1)勝敗や運命を決する大事な分かれ目。 せとぎわ。 多く「ここを先途と」の形で用いる。 「ここを~と戦う」 (2)行くさき。 進みゆくさき。 前途。 「~いづくを期せず, 後会其期をしらず/平家 12」 (3)行きつくさき。 最後。 「しばらく生きて, 宮の御~を見果て参らせよ/太平記 7」 (4)家柄によって定まっていた官職の上限。 「執柄の息・英才の輩も此の職を~とす/平治(上・古活字本)」 <i>~を遂(ト)・ぐ</i> 目的を果たす。 本望を遂げる。 「渡海の~・げて本朝に渡り/平治(上)」

目途

(1)めあて。 目的。 「蓄財の~は/文明論之概略(諭吉)」 (2)目標。 めど。 「来年完成を~に工事を急ぐ」

途次

ある所へ行く途中。 道すがら。 「帰郷の~」

糧途

生活のかてを得る道。 糧道。

発途

いで立つこと。 かどで。 出発。 出立。 「人世に~せし時/西国立志編(正直)」

途端

(「に」を伴って副詞的にも用いる)ちょうどその時。 はずみ。 ひょうし。 「立ち上がった~に倒れた」「顔を見た~(に)笑い出した」

途中

(1)目的の場所に行くまでの中間の地点。 途上。 通り道。 通りすがり。 「学校へ行く~」「~下車」 (2)ある場所へ行き着くまでの間。 道すがらずっと。 「来る~歩きながら考えてきた」 (3)物事のまだ終了しないうち。 中途。 「仕事を~で投げ出す」