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Détails du Mot

熟える

[つえる]
〔「つひゆ」の転か〕
(1)熟しきる。 熟したものやうんだものがつぶれる。
「~・え過ぎた葡萄めく色を帯びたのが/あひびき(四迷)」「ハレモノガ~・エタ/日葡」
(2)つぶれる。 崩れる。
「キシガ~・エタ/日葡」
(3)浪費してなくなる。
「タカラガ~・ユル/日葡」

Mots Associés

熟れる

(1)食べた物が胃腸で消化される。 「食べ物が~・れる」 (2)すっかり身について自由自在に使えるようになる。 熟練して, ぎごちなさがなくなる。 「彼の芸はまだ~・れていない」「よく~・れている訳文だ」 (3)世間になれて, 人柄にまるみができる。 世なれる。 「そんな所が~・れいでは本御女郎買とは言はれぬ/浮世草子・禁短気」 〔「こなす」に対する自動詞〕

熟れる

果実が熟する。 「まっかに~・れたトマト」

熟れる

〔「慣れる」と同源〕 食物が, 調理後時間が経過して発酵したり, 酸味・辛みが飛んだり吸収されたりして, 適度な味になる。 熟成する。 「味噌は二, 三年ねかせると~・れてくる」

熟熟

つくづく。 よくよく。 「~(と)思うに」「港内の動静(ヨウス)を~窺ひ見るに/近世紀聞(延房)」

熟熟

〔「つくつく」とも〕 (1)深く考えたり, 痛切に感じたりするさま。 よくよく。 「~(と)考えてみる」「眼(マナコ)を閉て~過越方(スギコシカタ)を想ひ返せば/滝口入道(樗牛)」 (2)注意してものを見るさま。 また, 物事に熱心に集中するさま。 じっと。 「~(と)写真を見る」「お藤さんは~と聞き惚れて/続風流懺法(虚子)」 (3)なすこともなく物さびしげなさま。 「~とふしなやみ給ふを/源氏(葵)」

熟

〔「つくつく」とも〕 (1)深く考えたり, 痛切に感じたりするさま。 よくよく。 「~(と)考えてみる」「眼(マナコ)を閉て~過越方(スギコシカタ)を想ひ返せば/滝口入道(樗牛)」 (2)注意してものを見るさま。 また, 物事に熱心に集中するさま。 じっと。 「~(と)写真を見る」「お藤さんは~と聞き惚れて/続風流懺法(虚子)」 (3)なすこともなく物さびしげなさま。 「~とふしなやみ給ふを/源氏(葵)」

熟

〔中世以降は「にぎ」〕 名詞の上に付いて接頭語的に用いて, 詳しい, 柔らかな, 細かい, 穏やかな, などの意を表す。 にこ。 「~たえ」「~て」「~みたま」

熟

⇒ にき(和・熟)

熟ゆ

⇒ つえる

熟田

よく耕してある田畑。

完熟

実や種が完全に熟すこと。 「~するのを待って収穫する」「~トマト」

熟知

よく知っていること。 「彼の事なら~している」

熟し

〔動詞「こなす(熟)」の連用形から〕 (1)身体の動かし方。 また, 身に付けた物の取り扱い方。 「身の~が軽い」「着~」 (2)こなすこと。 くだくこと。 「荒ごなし」 (3)けなすこと。 やっつけること。 「頭ごなし」 (4)(普通「科」と書く)歌舞伎で, 心情を台詞(セリフ)を用いずに, 主として動作で表現すること。 「…ト無念の~あって入る」

熟す

(1)食べた物を胃腸で消化する。 「食べた物を~・す力がない」 (2)大きな物を砕いたりして細かくする。 「河岸(カシ)で鮪(マグロ)でも~・す様に切て仕舞ました/怪談牡丹灯籠(円朝)」「木を伐り~・す/宇津保(俊蔭)」 (3)身につけた技術・知識によって, 困難で手間のかかる事柄をうまく処理する。 「どんな役でも器用に~・す」「これだけの仕事はとても私一人では~・し切れない」「このロボット一台で三〇人分の仕事を~・す」「数を~・す(=多数ノモノヲ扱ウ)」 (4)人をけなす。 軽くあしらう。 「姉さん達が狂気のやうに~・す理由はない/執着(秋江)」「客に内甲(ウチカブト)を見られ~・さるると太夫の位がなく/浮世草子・禁短気」 (5)穀類を採って粒にする。 脱穀する。 「大豆を~・す」 (6)(他の動詞の下に付いて)その動作を楽々としてしまう。 巧みにする。 「難曲を弾き~・す」「着~・す」 〔「こなれる」に対する他動詞〕 ‖可能‖ こなせる

熟柿

(1)よく熟した柿。 じゅくしがき。 ﹝季﹞秋。 《~吸ふ幸福さうな頬をもち/山口青邨》 (2)熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように, 気長に時機が来るのを待つことにいう語。 「~主義」

熟紙

漉(ス)いたのち, 打って艶(ツヤ)を出したり雲母(キララ)・礬砂(ドウサ)を引いたりして加工した紙。 ⇔ 素紙

熟柿

熟した柿。 「~の落てとばしる砧かな/井華集」

熟視

じっと見つめること。 凝視。 「再び渠(カレ)を~するに/義血侠血(鏡花)」

豊熟

穀物がよくみのること。 豊作。 「稲がみごとに~する」