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薫る

(1)いいにおいがする。 香気をはなつ。 「バラの花が~・る」「風~・る五月」 (2)煙・霞・霧などがただよう。 「塩気のみ~・れる国に/万葉 162」 (3)顔などが, つややかに美しく見える。 「つらつき, まみの~・れる程などいへば更なり/源氏(薄雲)」

香る

(1)いいにおいがする。 香気をはなつ。 「バラの花が~・る」「風~・る五月」 (2)煙・霞・霧などがただよう。 「塩気のみ~・れる国に/万葉 162」 (3)顔などが, つややかに美しく見える。 「つらつき, まみの~・れる程などいへば更なり/源氏(薄雲)」

馨る

(1)いいにおいがする。 香気をはなつ。 「バラの花が~・る」「風~・る五月」 (2)煙・霞・霧などがただよう。 「塩気のみ~・れる国に/万葉 162」 (3)顔などが, つややかに美しく見える。 「つらつき, まみの~・れる程などいへば更なり/源氏(薄雲)」

融

能の一。 世阿弥作。 五番目物。 古名「塩竈(シオガマ)」。 旅の僧が六条河原の院の廃墟で休んでいると, 汐汲みの老人が現れ, ここは源融(ミナモトノトオル)が奥州塩竈の地を模して作った庭であると語り, 景色を賞し, 古事を語って消え失せる。 僧がまどろむと, 夢に融大臣が現れて舞い, 夜明けとともに消える。

融

⇒ 源融

通る

(1)通行・通過する。 (ア)ある通路・地点を経由して, 人・物・乗り物が移動する。 「大勢の人がぞろぞろ~・る」「道路の右側を~・る」「船が海峡を~・る」「高圧の電流が~・っている」(イ)人などが移動する道すじが通じている。 「林の中を~・っている道」「鉄道が~・る」(ウ)人が外から室内に入る。 「どうぞ奥へお~・り下さい」(エ)穴や狭い所へ物が入って, 向こう側へ抜ける。 「糸が太くて針穴を~・らない」「風がよく~・る部屋」「食べ物がのどを~・らない」 (2)(「透る」とも書く)光線・液体などが物の内部や裏側まで達する。 「樹木がしげって, 光が~・らない」「雨が下着まで~・る」「山気冷然として膚(ハダエ)に~・れり/伊沢蘭軒(鴎外)」「内は大殿油, ほのかに物より~・りて見ゆるを/源氏(澪標)」 (3)(「徹る」とも書く)声や音が遠くまで伝わる。 「よく~・る声」「(横笛ヲ)雲居に~・るばかり, 吹きたてたり/源氏(梅枝)」 (4)試験・審査などに合格する。 「予選を~・る」「予算案が議会を~・る」 (5)通用する。 (ア)意見や主張が認められる。 「原告の主張が~・る」「そんな屁理屈は~・らない」「無理が~・れば道理がひっこむ」(イ)世間に受け入れられて通用する。 また, 広く世間に知れわたっている。 「彼は正義派で~・っている」「名の~・った人」「苦沙弥先生が君子でも~・らん事はない/吾輩は猫である(漱石)」 (6)話の筋道などが論理的に整っている。 「意味が~・らない」「筋が~・っている」 (7)物の筋が整っている。 「鼻筋が~・っている」「柾目(マサメ)の~・った材木」 (8)先方に意向が伝わる。 「先方に話が~・っていない」 (9)物事に通じている。 物わかりがよい。 「親仁もそれほど~・らぬでもない/浮世草子・好色旅日記」 (10)動詞の連用形に付いて, すっかり…する, の意を表す。 「(明障子ガ)すすけ~・りたること, いつの世に張りたりともみえず/宇治拾遺 5」 〔「通す」に対する自動詞〕 ‖可能‖ とおれる

斯かる

〔「かくある」の転〕 (1)こんな。 このような。 「~事態になろうとは」 (2)はなはだしい。 ひどい。 「これは~迷惑でござりまする/狂言記・長光」

罹る

〔「掛かる」と同源〕 ある病気になる。 「重い病気に~・る」「マラリアに~・る」

十日夜

⇒ とおかんや

風音

風の吹く音。 かぜおと。

風音

風の音。 かざおと。

高遠

長野県伊那盆地北部にある町。 もと内藤氏の城下町。 江島配流の地。 中世に高遠氏が築いた高遠城址がある。

おかか

〔もと近世女性語〕 鰹節(カツオブシ)。 また, 削り節。

御母

自分の妻または他人の妻を親しんで呼ぶ語。

御嬶

自分の妻または他人の妻を親しんで呼ぶ語。

受かる

(試験などに)合格する。 ⇔ 落ちる 「入学試験に~・る」 〔主に, 話し言葉で用いる〕

浮かる

⇒ うかれる

鱁鮧

鮎(アユ)の内臓や子を塩漬けにした食品。 苦みがあり酒肴として珍重する。

潤香

鮎(アユ)の内臓や子を塩漬けにした食品。 苦みがあり酒肴として珍重する。

離る

(1)空間的にはなれる。 遠ざかる。 退き去る。 「妹が手本を~・るるこのころ/万葉 2668」 (2)時間的にへだたる。 間遠になる。 絶える。 「山ほととぎす~・れず来むかも/万葉 3910」 (3)関係が切れる。 疎遠になる。 心がはなれる。 「冬草の~・れにし人はおとづれもせず/古今(冬)」 〔和歌では多く「枯る」に掛けて用いる〕