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切(り)金

(1)室町時代, 鋳造された延(ノ)べ金(ガネ)などを必要に応じて切り取ってはかりにかけて貨幣として用いた金。 竿金(サオガネ)・板金(バンキン)・延べ金などを切って使った。 きりがね。 (2)「きりがね(切金){(1)}」に同じ。

釐金

中国, 清末から行われた貨物通過税。 1853年に太平天国鎮圧の軍費にあてるため制定。 商品価格の一〇〇分の一(一釐)を課税した。 のち各省で恒常化。 1931年撤廃。 釐金税。

悋気

やきもちをやくこと。 男女間の嫉妬。 「其様(ソン)な事に~する私でもなく/十三夜(一葉)」「~の炎(ホムラ)は絶える間は無く/真景累ヶ淵(円朝)」

利金

(1)利息の金。 利子。 利銀(リギン)。 「日歩とかや言ひて~安からぬ借りなれど/たけくらべ(一葉)」 (2)もうけた金。 利益。

臨機

その場その時に応じて適当な処置をとること。 「~の処置」「材料の有無に由て~に増減取捨する事/一隅より(晶子)」

禁裏

〔みだりにその裡(ウチ)に出入りすることを禁ずる意〕 (1)皇居。 御所。 禁中。 (2)天皇。 禁裏様。

禁裡

〔みだりにその裡(ウチ)に出入りすることを禁ずる意〕 (1)皇居。 御所。 禁中。 (2)天皇。 禁裏様。

麒麟

(1)キリン科の哺乳類。 脚と首が著しく長く, 肩高3.6メートルほど, 頭頂まで5.5メートルにも達し, 陸生哺乳類中で最も背が高い。 頭頂に一対または三~五本の角をもつ。 体は, 栗色ないし黄褐色で, 白い網目状の斑紋がある。 時速50キロメートルに及ぶ速さで走ることができる。 サハラ以南のアフリカにのみ産し, アカシアがまばらに生える草原に小さい群れですむ。 ジラフ。 (2)中国古代の想像上の獣。 体は鹿(シカ), 尾は牛, ひづめは馬, 額は狼。 頭に肉に包まれた一本の角があり, 体の毛は黄色, 背には五彩の毛がある。 翼をもってよく飛び, 生草は踏まず, 生物は食わないという。 聖人が出て王道が行われた時に現れると伝えられる。 一角獣。 〔一説に雄を「麒」, 雌を「麟」とする〕 (3)俊才。 麒麟児。

金利

預金・貸金の利子あるいは利率。 利息。 貸借期間の長短によって異なった金利が成立し, それらの金利の間に一定の関係がある。 一般に長期金利は短期金利よりも危険プレミアム分だけ高いなど。 「~を引き上げる」「低~」「~負担」

きりきり

(副) (1)ものが勢いよく回転するさま。 「~(と)まわりながら墜落する」 (2)ひもなどを強く巻きつけるさま。 「革ひもを~(と)巻きつける」 (3)物のきしる音を表す語。 「弓を~(と)引きしぼる」 (4)腹や頭などが鋭く痛むさま。 「腹が~(と)痛む」 (5)てきぱきと物事をするさま。 さっさと。 「~白状してしまひたまへ/当世書生気質(逍遥)」

近隣

自分が住んでいる近所。 隣近所。 「~に迷惑をかける」「~諸国」

菌輪

⇒ 菌環

きりり

(副) (多く「と」を伴って) (1)ひきしまっているさま。 「~とした男振り」 (2)物が強く引っ張られて緊張するさま。 きりきり。 「帯を~としめる」 (3)物のきしむ音を表す語。 「しのぶ小切戸が~と鳴る程に/狂言・節分」

利器

(1)鋭利な刃物。 鋭い武器。 ⇔ 鈍器 (2)便利な道具・機械。 「文明の~」 (3)すぐれた能力。

力

(1)ちから。 体力。 「~をつける」「~がある」 (2)能力。 実力。 (3)人数を表す語に付いて, その人数分のちからがある意を表す。 「十人~」

理気

宋学の用語。 宇宙の存在原理・道徳規範としての理と, 物質・現象としての気。 → 理 → 気

肌理

(1)皮膚のきめ。 きめ。 (2)木材などの, 材のもつ質感。 きめ。

切り

※一※ (名) (1)物事がそこで終わりになる切れ目。 区切り。 ひと区切り。 「~のいいところでやめる」「~をつける」 (2)かぎり。 限界。 限度。 「ぐちを言い出せば~がない」 (3)芸能で, 終わりの部分。 (ア)能で, 一曲の終わりの部分。 また, 「切能(キリノウ)」の略。 (イ)浄瑠璃・歌舞伎で, 一段・一幕の終わりの部分。 また, 「大切り」「切狂言(キリキヨウゲン)」の略。 (ウ)寄席(ヨセ)で, その日の席の最後の出し物。 また, その演者。 (4)商品・株式取引で, 定期取引の受け渡し期限。 限月(ゲンゲツ)。 《限》「先~(サキギリ)」「当~(トウギリ)」 ※二※ (接尾) 助数詞。 やや厚めに切ったものを数えるのに用いる。 きれ。 「ほし瓜三~ばかり食ひ切りて/宇治拾遺 7」 <i>~が無・い</i> 際限がない。 はてしがない。

錐

板などに小穴をあけるための道具。 先のとがった細い鉄の棒を木の柄につけたもの。 「~をもむ」 <i>~嚢中(ノウチユウ)に処(オ)るが如(ゴト)し</i> 〔史記(平原君伝)〕 すぐれた才能の人は, 隠れていてもいつかは必ず世に認められる。 <i>~嚢(フクロ)に留(タマ)らず</i> 「錐(キリ)嚢(フクロ)を脱す」に同じ。 <i>~嚢(フクロ)を=脱(ダツ)す(=通(トオ)す)</i> 〔袋の中の錐は, その先が袋からつき出しやすいことから〕 (1)物事の露顕しやすいことのたとえ。 (2)才智のある者は凡俗な人の中に交じっていても必ずその才能が目立つ存在になることのたとえ。 <i>~を立つべき地(チ)</i> ごくわずかな場所。 立錐(リツスイ)の余地。

桐

(1)ゴマノハグサ科の落葉高木。 古くから各地で植栽される。 葉は長い柄がある大きな広卵形で, 軟腺毛を密生。 初夏, 枝頂に淡紫色の花を多数円錐状につける。 材は軽く狂いが少ないので箪笥(タンス)・琴・下駄などにする。 〔「桐の花」は ﹝季﹞夏。 《~の花日かげを為すに至らざる/虚子》〕 (2)模様・紋章の一。 桐の花や葉を図案化したもの。 皇室の紋章。 また神紋にも用いられる。 五七の桐, 五三の桐など。 → 桐の薹 (3)花札で一二月にあたる札。 (4)〔胴に桐材を用いるので〕 琴の異名。 (5)〔桐紋の極印(ゴクイン)を打ってあるので〕 大判・小判, また, 金銭の異名。