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Kamus

Detail Kata

冥利

[みょうり]
(1)〔仏〕 仏や菩薩が知らず知らずのうちに与える利益。
(2)知らず知らずのうちに神仏から受ける利益。
「まづ第一~が能いわさ/滑稽本・浮世風呂(前)」
(3)ある立場・状態にあることによって受ける恩恵・しあわせ。
「役者~」「商売~で折ふしまぐれあたりで/安愚楽鍋(魯文)」
(4)身分・職業などを表す言葉の下に付けて, 約束をたがえれば冥利を受けられなくてもかまわない, の意を表す。
「男~商ひ~虚言ござらぬ/浄瑠璃・博多小女郎(上)」
<i>~が悪・い</i>
神仏の加護が受けられない。 ばちがあたる。
「墓参りでもしてやらなければ~・いから/塩原多助一代記(円朝)」
<i>~に尽・きる</i>
立場・状態などによる恩恵が多く, ありがたいと思う。
「男~・きる」

Kata Terkait

冥冥

暗いさま。 「~として人もなく/平家2」

冥冥

※一※ (ト|タル) (1)暗いさま。 暗くて見分けがつかないさま。 「~として咫尺(シセキ)も分らぬ昏闇(クラヤミ)/薄命のすず子(お室)」 (2)奥深く遠いさま。 「黄泉~として往きて返るなし/ひとりね」 ※二※ (形動) {※一※}に同じ。 「効能は~なるが如きも実は甚だ顕著/日本風景論(重昂)」 <i>~の裡(ウチ)</i> 物事が, はっきりと形をとって表れないうち。 知らず知らずの間。 暗暗裏。 冥冥裏。 「自分でも此弱点を~に感じてゐたのである/それから(漱石)」

冥色

夕方の気配。 暮色。

冥土

〔仏〕 死者の霊魂が行く暗黒の世界。 冥界。 よみじ。 <i>~にも知る人</i> どこにでも知り合いはいるということのたとえ。 地獄にも知る人。 <i>~の土産(ミヤゲ)にする</i> 死んであの世へ持って行くための楽しい思い出にする。

冥福

死後の幸福。 みょうふく。 「~を祈る」

昏冥

くらいこと。 くらやみ。 「~に漂う」

頑冥

頑固でものの道理にくらい・こと(さま)。 「性~にして/滝口入道(樗牛)」 ﹛派生﹜~さ(名)

幽冥

(1)かすかで暗いこと。 (2)死んでから行く世界。 冥土。 あの世。

冥護

神仏がひそかに守ってくれること。 「神明の~に拠らんと/金色夜叉(紅葉)」

冥護

⇒ みょうご(冥護)

晦冥

くらいこと。 くらやみになること。 まっくらやみ。 ⇔ 光明 「深黒(シンコク)~にして, その奇景の一端を窺見(ウカガイミ)ること能はず/日光山の奥(花袋)」

冥福

⇒ めいふく(冥福)

冥境

冥土。 冥界。 よみじ。

冥界

(1)「めいかい(冥界)」に同じ。 (2)六道(ロクドウ)のうち, 地獄・餓鬼(ガキ)・畜生の三道。 (3)特に, 地獄道。

冥界

死後の世界。 冥途(メイド)。 みょうかい。

冥加

(1)〔仏〕 知らぬうちに受ける神仏の援助・保護。 冥利。 「~人にすぐれて/今昔 17」 (2)非常に好運である・こと(さま)。 「嬢様別してのお情ぢやわ, 生命(イノチ)~な, お若いの/高野聖(鏡花)」 (3)〔神仏の恩恵に対するお礼の意から〕 お礼。 報恩。 「薬代を~のためにつかはしたし/浮世草子・永代蔵 6」 (4)「冥加金」の略。 (5)違約や悪事をしたら神仏の加護が尽きても仕方ないという意で用いる自誓の言葉。 「あの君七代まで太夫~あれ/浮世草子・一代男 7」 <i>~に余・る</i> ありがた過ぎてもったいないほどである。 「~・つて嬉しいと思ひますが/真景累ヶ淵(円朝)」 <i>~に尽・きる</i> (1)「冥加に余る」に同じ。 (2)神仏に見放される。 「終には~・きはてて子孫跡なくなりゆく/読本・弓張月(後)」 <i>~も無・い</i> (1)神仏に見放されている。 不運である。 「~・イヒト/日葡」 (2)身に余る幸運に浴する。 もったいない。 「竹は悦び, ああ~・い有難い/浄瑠璃・夕霧阿波鳴渡(中)」

冥途

〔仏〕 死者の霊魂が行く暗黒の世界。 冥界。 よみじ。 <i>~にも知る人</i> どこにでも知り合いはいるということのたとえ。 地獄にも知る人。 <i>~の土産(ミヤゲ)にする</i> 死んであの世へ持って行くための楽しい思い出にする。

冥合

知らず知らずのうちに, 一つに合すること。

冥合

⇒ みょうごう(冥合)