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Kamus

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帆影

[ほかげ]
遠くに見える帆の形。 特に船体が見えずに帆だけ見える場合に使う。

Kata Terkait

帆

(1)風を利用して船を進ませる船具。 帆柱にあげて風をはらませ, 推進力を得る布。 莚(ムシロ)なども用いられた。 「~を張る」「~をあげる」「~をかける」 (2)家紋の一。 {(1)}を図案化したもの。 <i>~に上・ぐ</i> 高くあげる。 声などをはりあげる。 「秋風にこゑを~・げてくる舟は/古今(秋上)」

総帆展帆

総帆展帆(そうはんてんぱん)とは、帆船がすべての帆を広げること。英語ではセイルドリル(sail drill)という。 着岸した状態ですべての帆を張る訓練である。祝賀行事などでは満艦飾(まんかんしょく)や登檣礼(とうしょうれい)と同時に行われることもある。帆を張る作業を展帆作業、畳む作業を畳帆作業という。

影

(1)物が光をさえぎった時, 光源と反対の側にできる, その物の黒い形。 「夕日に~が長くのびる」 (2)光。 灯火。 「星~」「渡る日の~に競ひて/万葉 4469」 (3)水面や鏡などにうつるそのものの姿。 「~をうつす」 (4)姿。 そのものの形。 「近ごろ彼は~も見せない」「うわさをすれば~」「見る~もない」 (5)細部は明瞭でないがそのものの輪郭としてとらえられる姿・形。 「~になるまで見送る」 (6)心の中に浮かぶ姿。 おもかげ。 「~を慕う」 (7)表立っては見えない人や物の存在を暗示するもの。 特に, 不安・不吉な兆候。 「背後に大物の~が見える」「死の~におびえる」 (8)本体そのものではないこと。 身代わり。 「~武者」 (9)〔心〕 ⇒ シャドー(2) (10)かすかな形だけで実体のないもの。 「このかぐや姫, きと~になりぬ/竹取」 (11)やせ細った姿の形容。 「~のやうにやせさらぼひつつ/宇治拾遺 6」 (12)本体に付き添って離れないもの。 「よるべなみ身をこそとほくへだてつれ心は君が~となりにき/古今(恋三)」 (13)魂。 「亡き御~どもも/源氏(宿木)」 (14)本物に似せて作ったもの。 「真の小水竜は庫に納め~を作り持つたる故/浄瑠璃・雪女」 <i>~が薄・い</i> (1)元気がなく見える。 生気にとぼしい。 (2)存在が目立たない。 印象が弱い。 <i>~が差・す</i> (1)影ができる。 (2)不吉な兆候が現れる。 また, 病気の兆候が現れる。 「前途に不安な~・した」 (3)(日・月・灯火などの)光が当たる。 「窓辺に月の~・す」 <i>~の形(カタチ)に=随(シタガ)う(=添(ソ)う)が如(ゴト)し</i> 〔法句経(上)〕 影が本体から決して離れることのないように, 常に一緒にいて離れない。 形に影の添う如し。 形影相伴う。 <i>~踏むばかり</i> きわめて近いことのたとえ。 「立ち寄らば~近けれど誰かなこその関をすゑけむ/後撰(恋二)」 <i>~も形もない</i> 全く姿が見えない。 何の形跡もない。 <i>~を搏(ウ)つ</i> 〔「管子(兵法)」より。 人の陰影を打つ意〕 手ごたえがないことのたとえ。 <i>~を畏(オソ)れ迹(アト)を悪(ニク)む</i> 〔「荘子(漁父)」より。 自分の影や足跡におびえ, それから逃れようとして走り続けた者が, 力尽きて死んだという故事から〕 心配事を自ら思い設けて, いたずらに心を乱すことのたとえ。 <i>~を落と・す</i> (1)光をなげかける。 (2)自らの影を他の物の上に現す。 また, 自らの姿を水面などに映じる。 「湖面に~・す岸辺の松」 (3)不幸・不吉・不安などをもたらす。 「長びく戦争が国民生活に~・している」 <i>~を隠・す</i> 姿を消す。 身をひそめる。 「跡より追手のかかる者, 暫く~・さん為/浄瑠璃・一谷嫩軍記」 <i>~を潜(ヒソ)・める</i> 姿を見せなくなる。 表立ったところから消える。

真帆

順風を受けて十分に張った帆。 → 片帆 「浦風の~もかたほもみえわかず/新続古今(雑中)」

出帆

船が港を出ること。 出港。 「横浜港を~する」

帆檣

ほばしら。 マスト。

帰帆

帰途につく帆船。 港に帰る船。

孤帆

一艘(ソウ)だけ浮かんでいる帆かけ船。

帆布

木綿または麻の太い糸を密に, 平織りにした厚地の織物。 帆・テント・靴などに用いる。

帆布

帆に使用する厚地の布。 江戸時代以降では木綿を用いた。 はんぷ。

横帆

帆柱に直交する帆桁に張り, 船の横方向に張り広げる帆。 追い風に効率がよい。 ⇔ 縦帆

帆翔

鳥が気流などに乗って, 翼を広げたままはばたかずに飛ぶこと。

帆走

船が帆を張って風の力で走ること。 「外洋を~するヨット」

帆船

帆を張って風の力で走る船。 風帆船(フウハンセン)。 帆前船(ホマエブネ)。 ほぶね。 「三本マストの~」

帆船

「はんせん(帆船)」に同じ。

本帆

和船の船体中央に張る大きな帆。 船首に張る小型の弥帆(ヤホ)や中帆(ナカホ)に対するもの。

白帆

(1)船に張った白い帆。 (2)帆掛け船。 「~を浮べた相模灘の漫々たる青海原も/思出の記(蘆花)」

帆桁

帆柱に取り付けて, 帆を張る材。

片帆

横風を受けて帆走するために, 帆を斜めに片寄らせて張ること。 開き帆。 → 真帆