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관련 단어

それだから

(接続) そうであるから。 だから。 「彼は親切だ。 ~人に好かれるのだ」

彼等

三人称。 「かれ」の複数。 あの男の人たち。 あの人々。 「~の無事を祈る」「~には~の道がある」 〔中古以降の語。 明治期までは, 男にも女にも用いた。 また, 時に事物にも用いることがあった〕

其れ其れ

※一※ (代) 不定称。 名をいうことを省略して, 二人以上の人をいうときに用いる。 だれかれ。 あの人とあの人と。 「誰々か, と問へば, ~といふ/枕草子 106」 ※二※ (感) (1)人に注意を促すときに発する語。 「~, そこに穴があるから気をつけて」 (2)相手に同意を示すときに発する語。 そうそう。 「和尚も聞き給ひて~とのたまふ/仮名草子・浮世物語」

それ

(感) 〔代名詞「それ」から〕 相手の注意を喚起したり指示したりするときに用いる語。 そら。 「~急げ」 <i>~来た</i> 待ちかまえていたものが来た場合や, 相手から物を受け取ったりする場合に発する語。 「『重いぞ』『~, しっかりほうれ』」 <i>~御覧(ゴラン)</i> 自分が以前に言っていたとおりになったとき, 相手に言う語。 どうだ。 私の言ったとおりになっただろう。 「~, やっぱり降ってきたじゃないか」 <i>~見たことか</i> 相手が自分の忠告などを無視して失敗したときなどに, 相手に言う語。 それ見たか。 それ見ろ。 「~, 僕の忠告を無視するからだ」 <i>~見ろ</i> 「それ見たことか」に同じ。

其れ

※一※中称の指示代名詞。 (1)話し手からは少し離れていて, 聞き手の方に近いと考えられる物事を指し示す。 「あれじゃない, ~だ」「君のわきにある, そう, ~だ」 (2)話し手が聞き手と共通の話題としてとり上げたり, 今述べられたりした物事を指し示す。 「~とこれとは話が別だ」「~は~として」 (3)話し手が, 聞き手と共通の話題にしている時を指し示す。 「~以来つきあっていない」「~までは旧式の機械を使っていた」 (4)直前に出た言葉を, すぐ次に繰り返す代わりに用いる語。 「ヘーゲルの弁証法とマルクスの~とは全く似て非なるものだ」 (5)直前に話題にした人。 その人。 「その時の女御, 多賀幾子と申すみまそがりけり。 ~うせたまひて/伊勢 77」 ※二※人代名詞。 二人称。 あなた。 おまえ。 「~はさこそ思すらめども, おのれは都に久しく住みて/徒然 141」 ※三※不定の指示代名詞。 事物の名を伏せていうときなどに用いる。 「~の年の師走の二十一日の戌の時に/土左」 <i>~かあらぬか</i> (1)それか, そうでないか。 「物よりのぞきなどして, ~と見定むとなむ/源氏(浮舟)」 (2)そのせいかどうか。 「深く毒薬の真理を究(キワ)めたりなど云へる風評(ウワサ)も有り。 ~梅真女の家は庭木までも伊太利其他の遠国より取寄せて/鉄仮面(涙香)」 <i>~でいて</i> そうでありながら。 それでいながら。 そのくせ。 「自分は何もしないくせに, ~口だけは一人前だ」 <i>~でこそ</i> そうであって始めて。 「よくぞ言った。 ~私の息子だ」 <i>~でなくても</i> そのことがなくても, きわめて程度がはなはだしいさまを表す語。 そうでなくても。 ただでさえ。 「~忙しいのに, つまらない話を持ち込まないでくれ」 <i>~というのも</i> 前の事柄を受けて, その理由や説明などを述べるときに用いる語。 なぜなら。 「貸してやりたいができないんだ。 ~僕も金がないから」 <i>~となく</i> それと明示せずに。 はっきり言わずに。 遠回しに。 「~におわせる」 <i>~と(は)なしに</i> それとはっきりいわずに。 それとなく。 遠回しに。 「~内情を聞き出す」 <i>~にしては</i> そうであるわりには。 「台風が近づいているというが, ~静かだ」 <i>~にしても</i> (1)そうであるとしても。 「会合があると言っていたが, ~帰りが遅い」 (2)話題を転換するときに用いる語。 「~寒いね」 <i>~につけても</i> そのことに関連しても。 「~大変お世話になりました」 <i>~にとりて</i> その場合に。 それに関して。 「碁を打つ人, …人に先だちて小を捨て大につくが如し。 ~, 三つの石を捨てて十の石につくことは易し/徒然 188」 <i>~にひきかえ</i> それとくらべて。 → ひきかえ※二※ <i>~にもかかわらず</i> それなのに。 → にもかかわらず※二※ <i>~のみ</i> それだけでなく。 それのみか。 「~雨の日のさびしさ, 風の夜はなほ待つ人も見えず/浮世草子・一代男 1」 <i>~は</i> (副詞的に用いて)言葉に表現できないほど。 たいへん。 非常に。 それはそれは。 「~美しい景色でした」 <i>~はさておき</i> 話題を転じるときに用いる語。 ところで。 閑話休題。 「~, 主人公はどうなったかというと」 <i>~はそうと(して)</i> 話題を転換する場合に用いる語。 それはさておいて。 それはともかく。 それはそれとして。 「~, 奥さんの具合はどうですか」 <i>~はそれとして</i> 「それはそうとして」に同じ。 <i>~はそれは</i> (1)(感動詞的に用いて)驚いたとき, 感嘆したときに発する語。 おやまあ。 なんともはや。 「『先月引っ越しまして』『~』」 (2)(副詞的に用いて)非常に。 とても。 「~美しい景色でした」 <i>~はともあれ</i> それはさておき。 それはともかく。 <i>~も</i> 同じ程度の事柄を付け加えるときに用いる語。 「日曜日で, ~好天気とあって, 球場は満員であった」

夫れ

文の初めに用いて, 新たに説き起こすときに用いる語。 そもそも。 いったい。 「~おもんみれば真如広大なり/平家 5」 〔漢文の訓読で用いる〕

割殻

〔乾くと体が割れるからという〕 甲殻綱端脚目ワレカラ科の海産の節足動物の総称。 体は軟甲でおおわれて細長く, 体長5~30ミリメートル。 頭・胸・腹の三部より成るが, 胸部が大部分を占める。 胸部第二節にカマキリの前脚に似た付属肢を有し, 触角が長い。 海藻を食べる。 トゲワレカラ・オオワレカラなど。 動き方や形が奇妙なため, 古来, 和歌の題材とされた。 「我から」に言いかけて詠まれたものが多い。 → 我から

其れ其れ

〔代名詞「それ」を重ねた語〕 二つ以上の人や物事の一つ一つ。 めいめい。 おのおの。 「~が十分注意すること」「~の持ち物」「どの品にも~特色がある」

誰某

〔古くは「たれそれ」〕 不定称の人代名詞。 名前をはっきり示さずに人をさしたり, 名がわからないままその人とさし示したりする語。 たれがし。 なにがし。

夫れ夫れ

〔代名詞「それ」を重ねた語〕 二つ以上の人や物事の一つ一つ。 めいめい。 おのおの。 「~が十分注意すること」「~の持ち物」「どの品にも~特色がある」

空

※一※ (名) (1)地上をとりまく, 広がりある空間。 (ア)地上はるか上方の弧状の広がり。 天。 「~に輝く星」「青い~と白い雲」(イ)空中。 宙。 「~高く舞い上がる」「~飛ぶ鳥」 (2)天候。 空模様。 「変わりやすい秋の~」 (3)根拠地・立脚点を離れた不安定な状態をいう。 (ア)場所。 境遇。 「遠い異国の~」「旅の~」(イ)心境。 気持ち。 「生きた~がない」 (4)(「そらで」の形で)記憶していて, 書いたものを見ないこと。 「~でいう」「~で覚えている」 (5)うそ。 いつわり。 → 空を使う (6)物の上部。 てっぺん。 「あの高い木の~から飛んだれば/狂言・柿山伏(鷺流)」 ※二※ (形動ナリ) (1)心がぼんやりして, しっかりした意識がもてないさま。 魂が抜けたようなさま。 「此頃は心も~に泣暮し/金色夜叉(紅葉)」「たもとほり行箕(ユキミ)の里に妹を置きて心~なり土は踏めども/万葉2541」 (2)明確な理由・根拠のないこと。 多く, 助詞「に」を伴って副詞的に用いる。 (ア)はっきりした原因のないこと。 偶然。 「二人の人, 同じ夜~に相ひ会へり/今昔 9」(イ)はっきりした動機・目的のないこと。 あてどないこと。 「~に出でていづくともなく尋ぬれば雲とは花の見ゆるなりけり/山家(春)」(ウ)はっきりした根拠のないこと。 それとなく感知すること。 「富士の山を見れば, 都にて~に聞きししるしに, 半天にかかりて群山に越えたり/海道記」 ※三※ (接頭) 名詞・動詞・形容詞などに付いて, 根拠がない, 実体のないことであるなどの意を表す。 (1)外見上だけの。 見せかけだけの。 「~うそぶく」「~とぼける」「~寝」「~涙」「~泣き」「他人の~似」 (2)実体がない。 事実でない。 「~耳」「絵~事」 (3)当てにならない。 信頼できない。 「~頼み」「~覚え」 (4)はっきりした理由がない。 わけがわからない。 「~恐ろしい」「~恥ずかしい」「~解け」 〔古く, 「そら」は天と地との間の虚空をさし, 神々の住む天上界を「あめ(天)」といった〕 <i>~がな・い</i> 気持ちが落ち着かない。 その気になれない。 「仲々以て観菊(キクミ)などといふ空はない/浮雲(四迷)」 <i>~聞かず</i> 聞こえないふりをすること。 「~して鎧につけたるあかじるしかなぐりすて/平家 9」 <i>~知らず</i> そしらぬふりをすること。 そらとぼけること。 「少々は知りたれども~して/平家 1」 <i>~知らぬ雨</i> 〔空の知らない雨の意〕 涙。 「~にもぬるるわが身哉/後撰(恋三)」 <i>~飛ぶ鳥も落と・す</i> 「飛ぶ鳥も落とす勢い」に同じ。 <i>~に標(シメ)結(ユ)・う</i> 不可能なこと, 思っても甲斐(カイ)のないことのたとえ。 「夢にだにまだ見ぬ人の恋しきは~・ふ心地こそすれ/新勅撰(恋一)」 <i>~に知られぬ雪</i> 〔空の知らない雪の意〕 舞い散る桜などの花びら。 「桜ちる木のした風はさむからで~ぞふりける/貫之集」 <i>~に巣掻(スガ)・く</i> 空に巣を作る。 はかないことのたとえ。 「ささがに(=クモ)の~・ける糸よりも心ぼそしや絶えぬと思へば/後撰(雑四)」 <i>~に三つ廊下</i> 〔「照ろうか・降ろうか・曇ろうか」の三つの「ろうか」を廊下に掛けた洒落〕 天候の定まらないことをいう語。 <i>~吹く風と聞き流・す</i> いいかげんに聞き流す。 そしらぬ顔をする。 <i>~を歩・む</i> 心が落ち着かず, 足が地につかないさまにいう。 「~・む心地して/源氏(御法)」 <i>~を使・う</i> 知らないふりをする。 そらとぼける。 また, うそをつく。 「手前も剣道を心得てをりますから, と~・つて/真景累ヶ淵(円朝)」

そら

(感) 注意を喚起したり, 指示したりするときに用いる語。 それ。 「~, 打つぞ」「~, 行け」「~, 見ろ」

そら

(副助) 〔中古末から中世前期へかけて, 主として漢文訓読系統の文に「すら」に代わって用いられた〕 体言またはそれに格助詞の付いたものや体言に準ずる語に付いて, 極端な事柄を例として提示し, 他の一般を推し量らせる。 さえ。 すら。 「草木~別離を惜しむなりけり。 いかにいはんや人をや/今昔 10」「此島にて只の都人の行逢たらん~うれしさは限なかるべし/平家(二本・延慶本)」

曾良

⇒ 河合曾良

己等

(1)一人称。 われ。 われら。 おれたち。 男が同輩またはそれ以下の者に対していう。 複数にも単数にも用いる。 「そんなこと, ~の知ったことか」 (2)二人称。 下位の者に対して, あるいは相手をののしっていう。 おまえたち。 おまえら。 「法師は物をえ書かぬぞ。 さらば~書け/平家 5」

我等

(1)一人称。 「われ」の複数。 自分たち。 わたくしたち。 われわれ。 「~の誓い」 (2)二人称。 対等またはそれ以下の複数の相手に対して用いる。 おまえたち。 「~はこのお方を何と心得る」 (3)一人称。 単数に用いる。 わたくし。 われ。 「この君の御夢, ~にとらせ給へ/宇治拾遺 13」

われら

〔原題 (ロシア) My〕 ザミャーチンの長編。 1920年頃執筆。 恐るべき未来社会を描いたアンチ-ユートピア小説。 ソビエト体制下では長い間禁書で, 88年まで活字にならなかった。

彼等

三人称。 あの者たち。 かれら。 「~も世の中にあるにや, なきにや/宇津保(国譲上)」

逸れ矢

ねらいがそれてほかの方へ飛んでゆく矢。 流れ矢。

其れ屋

水商売の店。 遊女屋。 それやど。 「さすが~の女房とて, 世間話に気をゆるませ/浄瑠璃・重井筒(中)」